【立教大学の政治経済の入試傾向と対策】勉強法やおすすめ参考書も紹介

「立教大学を受験したいけど、勉強法がわからない」
「そもそも立教大学で政治経済は使えるの?」

この記事ではそんな疑問を解決します。

具体的には
・立教大学の政治経済の入試基本情報
・立教大学の政治経済の学部ごとの入試傾向を過去問から考察
・立教大学の政治経済の対策ポイント
・立教大学の政治経済で高得点を取るための勉強法
・立教大学の政治経済対策におすすめの参考書5選
の順に解説します。

10分くらいで読めますし、政治経済の勉強をどのように進めればいいか指針が立つ可能性が高いので一読ください。

立教大学の政治経済の入試基本情報

立教大学の政治経済の入試基本情報を解説します。
・試験時間
・出題形式
など知っておくと勉強する際の意識も変わるのでしっかり確認していきましょう。

政治経済はいつから使えるの?使える受験方式は?

一般的に政治経済は日本史、世界史に比べると暗記量も少ないので、選択する人が多い科目です。

ですが立教大学では選択科目に政治経済がないということがデメリットでした。

そんな立教大学も2017年度から全学部入試では政治経済を導入し始めます。

そして2021年度から文学部以外の個別日程入試が廃止され、全学部入試一本化が進みました。

結果として現在、文学部・理学部以外のすべて全学部入試で政治経済が利用できるようになっています。

また共通テスト利用入試でも、観光学部と異文化コミュニケーション学部以外では政治経済が利用できます。

ただし観光学部と異文化コミュニケーション学部でも全く政治経済が使えないわけではなく、「倫理・政治経済」を選ぶことは可能です。

立教大学の入試制度は近年変わり続けています。受験科目など重要な情報は公式HPで随時確認していきましょう。

出題範囲

出題範囲は政治・経済のすべてです。ただし年度によっては政治か経済のどちらかのみの出題の時もあります。

出題形式と解答形式

大問は2つ。解答形式はマーク式と記述式です。

出題形式は
・記述式問題
・正誤問題
・語句問題
・並べ替え
など様々なので語句を覚えるだけの暗記力だけではなく総合的な力が必要です。

配点情報

立教大学の政治経済の配点は次のようになっています。

150点/550点…異文化コミュニケーション学部、観光学部
100/500…法学部、コミュニティ福祉学部
100点/400点…経済学部、現代心理学部
100点/350点…経営学部
100点/300点…社会学部

試験時間と時間配分

試験時間は60分。大問は2つですが素直に解いていれば時間を気にする必要はありません。

そのため時間配分としては大問1つにつき25分、最後には見直しを10分するようしましょう。

何割とれば良いのか

立教大学は合格最低点を公表していません。そのため正確なことはわかりませんが、8割あれば安全だといわれています。

他の大学を見ても合格最低点が8割を超えることはほとんどありませんから、安定して8割以上取れることを目指しましょう。

立教大学の政治経済は難しい?難易度を解説

立教大学の政治経済の難易度は標準からやや発展レベル。大問も2つありますので細かい知識まで問われます。

立教大学の地理受験は可能?入試傾向・対策やおすすめの参考書も解説!

立教大学の政治経済の入試傾向を過去問から考察

立教大学の政治経済の入試傾向を2つ過去問から考察します。

入試傾向を知っておくことで効率の良い勉強が出できるので、しっかり押さえていきましょう。

時事問題が出題される

1つ目の傾向は時事問題が出題されることです。立教大学の政治経済では経済の分野で時事問題が出題されることがあります。

現在、時事問題の数はそこまで多くありませんが今後増える可能性は十分です。

そのため
・時間に余裕がある
・政治経済で高得点を狙いたい
という人は「公務員試験 速攻の時事 令和3年度試験完全対応」という本がおすすめ。

これ一冊で時事問題に関しては万全です。

法律に関する問題が頻出

2つ目の傾向は法律に関する問題が頻出することです。法律は単調な暗記になりやすく、苦手としている受験生も多いのではないでしょうか。

語呂合わせや、関連性を見つけ出して記憶に定着しやすいように工夫しながら勉強しましょう。

立教大学の政治経済の対策ポイント

立教大学の政治経済の傾向は
・時事問題が出題される
・法律に関する問題が頻出
ということでした。

次はこれらの傾向を持つ立教大学政治経済の対策ポイントを2つ解説します。

法律は制定年と一緒に覚える

1つ目の対策ポイントは法律は制定年と一緒に覚えることです。立教大学では法律に関する問題が頻出です。

さらに
・法律の制定年を直接選ぶ問題
・並び替え問題
・年号をもとに法律名を選ぶ問題
など制定年を覚えていないと解けない問題が多数出題されます。

法律を覚える際は制定年も暗記しましょう。

また政治経済の内容は常に更新され続けます。そのため最新の参考書や教科書を使用することに注意です。

似た語句に気を付ける

2つ目のポイントは似た語句に気を付けることです。

立教大学では
・「四大公害のうち亜硫酸ガスが原因の公害は何か」
・「『経済発展の理論』を書いた人は誰か」
など受験生にとって紛らわしい問題が出題されます。

そのため似た語句や、ややこしい分野を曖昧にせず勉強することが大切です。

また人物名を覚えるときは内容とセットで覚えることも意識しましょう。

アウトプットをしっかりする

3つ目の対策ポイントはアウトプットをしっかりすること。立教大学の政治経済は出題形式が様々です。

そのためインプットばかりの勉強では対応できない可能性があります。

講義系の参考書や教科書で知識を身に付けた後は問題集や過去問を使って、いろいろなタイプの問題に慣れていきましょう。

立教大学の政治経済で高得点を取るための勉強法

立教大学の政治経済の
・入試傾向
・対策ポイント
を押さえた後は高得点を取るための具体的な勉強法を3つ解説します。

受験で陥りがちな罠を防止する勉強法になっていますのでぜひ一読ください。

講義系の参考書で全体像を把握する

1つ目の勉強法は講義系の参考書で全体像を把握することです。

全体像で大まかな知識を形成してから細かくみていくことで知識は定着しやすくなります。

政治経済は日本史や世界史のように1年かけてやっと身につくほどの暗記量はありません。

政治分野は
・憲法
・地方自治
・国際政治

経済分野は
・財政
・社会保障
・労働問題
など各10個ほどしか単元もなく、2週間ほどで1周できてしまいます。

そのためいきなり一単元ずつ暗記するのではなく、まずは読み物を読むイメージで全体像を把握していきましょう。

語句の意味まで理解する

2つ目の勉強法は語句の意味まで理解することです。政治経済では日本史・世界史のように単純に語句を答えるという問題は多くありません。

そのため語句を使いこなせるように理解を深めていく必要があります。方法としては一問一答の逆バージョンがおすすめ。

問題文を見て語句を答えるのではなく、語句を見て解説を説明できるか練習してみましょう。

何も見ずに解説できるようになればその語句は深く理解しているといえます。

情報を1つにまとめる

3つ目の勉強法は情報を1つにまとめることです。

情報を1つにまとめるとは、問題集や過去問を解く中で出会った新たな知識を、インプットの教材に書き込んでいくこと。

1つにまとめておくと復習しやすく、わからないことに出会っても情報をまとめた参考書に戻ることで解決できます。

どんどん書き足していくことで自分だけの参考書を作りましょう。

【立教大学の世界史の入試傾向と対策】勉強法やおすすめ参考書も紹介

立教大学の政治経済対策におすすめの参考書5選

ここまで立教大学政治経済の
・入試傾向
・対策ポイント
・勉強法
を解説してきました。

ここからはさらに具体的に、立教大学の政治経済対策でおすすめの参考書を5つ紹介します。

下に行くほど難易度の高い参考書になっていますので、自分のレベルに合わせてご覧ください。

「蔭山のセンター政治・経済」

1つ目の参考書は「蔭山のセンター政治・経済」です。

「蔭山のセンター政治・経済」は政治経済に苦手意識を持っている人にまず取り組んでほしい講義系の参考書。

生徒と先生が対話するストーリー形式で解説してくれるので、夢中になって読み進めていたら政治経済の知識が頭に入っている状態になります。

さらにフルカラーのデザインに加え、図を使って重要事項をわかりやすく教えてくれるので、教科書のような堅苦しさは一切ありません。

ただし「蔭山のセンター政治・経済」は講義系の参考書のため問題演習はできません。

後で紹介する「マーク式基礎問題集政治・経済」などでアウトプットすることによって共通テストレベルの力をつけることができます。

「きめる!センター政治・経済」

2つ目の参考書は「きめる!センター政治・経済」です。

「きめる!センター政治・経済」はセンターとありますが共通テストだけではなく私大入試にも使える参考書。

これから政治経済を勉強し始める人におすすめで、これ一冊を勉強すればMARCHレベルの学力を身に付けることができます。

教科書では入試に出るような重要な知識がわかりにくくなりがち。

「きめる!センター政治・経済」では入試に使える知識にこだわって、政治経済で必要な知識を網羅的に解説しています。

ただし比較的、簡潔に書かれているのでもう少しかみ砕いた解説がいいという人は「蔭山のセンター政治・経済」を学習しましょう。

大学受験 受験スイッチが入る政治・経済基礎づくり」

3つ目の参考書は「大学受験 受験スイッチが入る政治・経済基礎づくり」です。

「大学受験 受験スイッチが入る政治・経済基礎づくり」は教科書レベルの重要事項を最短で学べる参考書。

政治経済の教科書に登場する内容が10章にまとめられ、ページ数はたったの80ページ。短期集中で取り組めば一週間ほどで政治経済の内容が一周できます。

内容は、簡潔な解説の後に、空欄補充を埋め重要語句を覚えていく形です。

短期間で知識を入れることができるので
・政治経済に割く時間がない人
・とりあえず点数を取りたい人
におすすめです。

逆にもっと詳しい解説が欲しい方は講義系の参考書で補強しましょう。

「マーク式基礎問題集政治・経済」

4つ目の参考書は「マーク式基礎問題集政治・経済」。

「マーク式基礎問題集政治・経済」は共通テストより易しいレベルの問題で、知識の整理ができる参考書です。

複雑な問題はなく、知識さえ知っていればとける問題も多いため、知識に穴がないか確認するのに有効です。

穴が見つかった場合はインプット教材に戻って間違えた単元の復習をしましょう。

また政治経済を勉強したことがないという人は「マーク式基礎問題集政治・経済」に取り組む前に、基礎知識の学習が必要です。

「蔭山のセンター政治・経済」などを使い政治経済の基礎を学んでください。

「共通テスト 政治・経済 集中講義」

5つ目の参考書は「共通テスト 政治・経済 集中講義」です。共通テストとありますがMARCHレベルまで力をつけられる参考書。

2001年から20年分の共通テスト(センター試験)の内容を分析し、頻出のテーマを50項目に分け解説しています。

1テーマ4ページの構成で、「テーマの要点整理」「ここが共通テストのツボだ!」「チェックテスト」という内容です。

1冊で知識習得から問題演習までできる万能な教材です。

使い方としては1週目で「テーマの要点整理」を読み全体像を把握、二周目以降「ここが共通テストのツボだ!」「チェックテスト」に取り組んでいきましょう。

立教大学の政治経済で合格点を取りたい人にちょうどいい難易度です。ぜひ手に取ってみてください。

【立教大学の日本史の入試傾向と対策】勉強法やおすすめ参考書も紹介

まとめ

ここまで立教大学の政治経済について解説してきました。

今は実力のない学生でも、ここで紹介した対策ポイントや勉強法を学ぶことで立教大学に合格する力が付きます。

立教大学に合格したいという気持ちを大切に合格まで走り抜けていきましょう。

立教大学の入試を徹底解説!入試方式や学部ごとの入試科目もご紹介

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