こんにちは!
今回は立教大学の文系学部の一覧と偏差値についてまとめていきます。
難易度や受かりやすい穴場の学部についても紹介していきますので立教大学を志望している方は是非見てみてください!
※偏差値は河合塾模試を基準に算定
立教大学の文系学部と偏差値一覧
文学部
文学部は8つの学科があります。
・キリスト教学科 偏差値60
・文学科(英米文学専修) 偏差値60
・文学科(ドイツ文学専修) 偏差値60
・文学科(フランス文学専修) 偏差値60
・文学科(日本文学専修) 偏差値62.5
・文学科(文芸・思想専修) 偏差値62.5
・史学科 偏差値62.5
・教育学科 偏差値60
偏差値は日本文学系統が若干高いですが、ほぼ横並びといったところです。
人文学は、人間に関わる諸分野を多角的・総合的に考察し分析していき、得られた知見を活用して言葉を読み解き、
人間の真の姿を理解することや、時代や空間を超えて人間や社会のあるべき姿を創出していくことを目的にしています。
そのために、文学部では学科や専修の枠を超えて学ぶことができる、柔軟性のあるカリキュラムが編成されています。
学問の成果と遺産をまとめ直し、「当たり前」にとらわれずに物事の本質を見抜く知性を身に付け、人生という謎に迫る方法を探ります。
また、変革が求められる現代において、実際に現実に働きかけることで自ら課題を見つけ出し、研究していくことを目的としています。
人間そのものについて研究・勉強をしたいという方にはオススメの学部といえます。
異文化コミュニケーション学部
学科は1つのみです。
・異文化コミュニケーション学科 偏差値67.5
急速にグローバル化が進んだ現代では、さまざまな文化的背景を持つ者同士の協働は、日常的な光景となりました。
異文化コミュニケーション学部では、コミュニケーションの基本となる日本語と英語の力を徹底的に鍛えるとともに、
さらにもう1つの言語とその文化について学び、さまざまな立場や視点から他者を理解するための力を身に付けます。
また、原則全員参加の海外留学や、企業や地域との連携など、実践的な学びで、実社会で生きるコミュニケーション力を磨きます。
グローバルな人材として社会で活躍したいと考えている方にはオススメの学部といえます。
【立教大学異文化コミュニケーション学部】入試や評判、就職状況を解説
経済学部
経済学部は3つの学部があります。
・経済学科 偏差値62.5
・経済政策学科 偏差値60
・会計ファイナンス学科 偏差値60
経済学科が若干高いですがほぼ横並びとなっています。
立教大学の経済学部では、「豊かな人間性の育成」の目標のもと、
経済現象を国際的視野から分析できる力を養う「経済学科」、政府や自治体などの政策立案・遂行能力を養う「経済政策学科」
企業の会計と財務・金融市場について学ぶ「会計ファイナンス学科」に分かれています。
日々変化する現代社会にも対応できる、主体的な行動力・思考力を育みます。
社会の仕組みに興味がある人、将来的に財務や金融に携わる仕事がしたい人にとってはオススメの学部といえます。
経営学部
経営学部は2つの学科があります。
・経営学科 偏差値65
・国際経営学科 偏差値65
立教大学の中では少し難易度の高い学部となっています。
グローバル化が進むビジネス環境の中で、これからの時代に求められるのは「新しい」グローバルリーダーです。
世界中のどこへ行っても自身の能力を発揮でき、多様な価値観を持つ人々と共に協働できる力
そんなグローバル・リーダーシップが欠かせないと考えています。
立教大学の経営学部では、少人数で課題に取り組みます。
多様なバックグラウンドを持つ仲間と議論しながら考えをまとめ、発表します。
その中で、自分の強みを発見し、自分だけのリーダーシップを身に付けていきます。
多様化するビジネスの中でバックグラウンドや国境も関係なく、活躍できる人材になりたいという方にはぴったりの学部といえます。
社会学部
社会学部は3つの学部があります。
・社会学科 偏差値65
・現代文化学科 偏差値62.5
・メディア社会学科 偏差値62.5
少し社会学科が高いですが、ほぼ横並びとなっています。
グローバリゼーションは、社会学においても重要なテーマとなり、社会をみる見方も変化してきました。
私たちは、社会の変化にどのように対応したらよいのか、社会学部の学生は、1年次生からゼミ形式の授業を受け
専門科目の学習とともに様々な対象に向き合って、多様なアプローチを学ぶことができます。
グローバルとローカルが交差する社会のなかで、社会学部での学びを通した新たな世界に出会い
分析能力を培い、実践的な提言のできる人材の育成を目指しています。
グローバルを意識しながらも日本社会を変化させていきたいと考える人にはオススメの学部といえます。
法学部
法学部には3つの学部があります。
・法学科 偏差値60
・国際ビジネス法学科 偏差値60
・政治学科 偏差値60
意見や利害、価値観が異なる人々が共に暮らす現代社会。
立場の違いを争いや対立につなげずに、問題の本質を突き止め、より良い解決策を提案する力が強く求められています。
人と人との関わりを軸に、制度や仕組み、秩序を考える。
法と政治を学ぶことは、単に知識を修得するだけでなく、複雑に流動する現代、そして未来を生きる知恵を身に付けることに他なりません。
知らないでは済まない法を学ぶことで自分自身や周囲の人間を守ることにつながります。
立教大学の法学部は法学と政治学を一つの学部で学べる学科間の垣根が低いことが特長。
法的・政治的思考を広く、深く学びながら、物事の本質を見極める知恵としなやかな思考力を培うことができます。
社会で生きていく上で避けては通れない法について学ぶことで、あらゆる方面で役立てることができます。法の専門家を目指す人、明確に将来のビジョンはないが社会で役立つ知識を身に付けたい人にオススメの学部といえます。
観光学部
観光学部には2つの学部があります。
・観光学科 偏差値60
・交流文化学科 偏差値60
いち早く観光の重要性に着目し、日本の観光教育の草分けと言われる立教大学の観光学部では
観光を「ビジネス」「地域社会」「文化現象」の3つの切り口を軸に総合的に学ぶことができます。
また、経営学、経済学、地理学、社会学、人類学などの幅広い専門分野を身に付け、複雑化する観光を多面的に分析する力を養います。
これは将来どのような道に進んでも、現代社会を生きるための力となるといえます。
コロナの影響もあり、観光業界は大きな変化を求められています。
その変革に携わりたい人には特にオススメの学部といえます。
もちろん観光業に携わらずとも多方面に生かせる力が身に付くので観光が好きという方でも向いているでしょう。
コミュニティ福祉学部
コミュニティ福祉学部には3つの学科があります。
・コミュニティ政策学科 偏差値57.5
・福祉学科 偏差値57.5
・スポーツウエルネス学科 偏差値57.5
格差問題、地域社会の変容、少子高齢化など社会の在り方、人々の生き方を考え直すことが求められています。
立教大学のコミュニティ福祉学部は、「コミュニティ(社会組織)」と「ウェルビーイング(良き人生、良き生活)」の在り方を考え
新しい福祉社会の構築を目指すために学ぶことができます。
福祉マインドを身に付け、社会の課題を解決する力を養います。
ニュースでもしばしば耳にする社会問題、それらを解決するための力を身に付けたいと思う人にはオススメの学部といえます。
【立教大学コミュニティ福祉学部】入試情報や就職状況、評判を徹底解説
現代心理学部
現代心理学部には2つの学部があります。
・心理学科 偏差値65
・映像身体学科 偏差値60
心理学科の方が難易度が上がると思っておきましょう。
人間のあらゆる営みに関連する人間の心理を、実験や行動観察、調査などから得たデータをもとに統計的に解析していく心理学科。
映画、テレビ、写真、演劇など多彩な表現行為の実際と理論的基礎を追究する、新しい学問領域である映像身体学。
一見、対照的な2学科は、「心」というキーワードでつながっています。
それぞれの方法論、学問的観点から、心と身体、そして環境の結び付きを研究。
人間の複雑な心の動きや行動の本質に迫りながら、自己成長と将来の展望につながる学びを進めていきます。
一般的な心理学科に加えて、日常でよく目にするようになった映像が心に及ぼす影響など多角的に学びたい人にはオススメの学部といえます。
グローバルリベラルアーツプログラム
こちらはちょっと特殊な学部になっており、語学重視の選考を実施しています。
一般入試のタイミングと異なり出願条件も異なります。また偏差値の公開はされておりません。
出願条件の一例と入試内容)
・TOEIC L&Rのスコアと2.5倍したTOEIC S&Wのスコアとを合算したスコア1560点以上(いずれもIP不可)
・英検CSE2.0スコア2600点以上
・TEAP(R/L+W+S)309点以上 …etc
一次選考は書類選考、二次選考は小論文、面接になります。 小論文は、英語による小論文になります。
GLAPではリベラルアーツを英語で学びます。
自由に学問を探究するリベラルアーツの精神は、さまざまな課題に向き合う思考力や変革力、異なる価値観を持つ人々と共に生きる力を養います。
それは、混迷する現代、そして未来にこそ必要な学びです。
カリキュラムに組み込まれた1年間の留学を経て帰国し、興味を持った分野をより深く学んでいきます。
卒業後に広く世界で活躍できる力を身に付けたい人にはオススメの学部といえます。
【立教大学の特徴を学部ごとに徹底解説!評判・イメージや口コミもご紹介】
立教大学の文系の難易度はどれくらい?
立教大学の偏差値は57.5~65と学部によって幅があります。
いわゆるMARCHという有名私立群の中で言うと中央大学以上、明治大学以下といったレベルになります。学部によって多少は前後しますが大学全体で比べると
明治>立教≧青山>中央>法政といった感じになります。
MARCHというと早慶と比較され、早慶の方が上だという認識の方も多いと思います。
しかし近年、学部によっては早慶よりMARCHの一部の学部の方が難易度が高くなっています。
それぐらい差が縮まっているのです。
立教大学でいえば異文化コミュニケーション学部や経営学部は早稲田大学の教育学部と同程度、またスポーツ科学や人間科学と比較すると上回っています。
MARCH(立教)の入試が難化した背景として
・指定校推薦の増加
・受験生の安全志向の高まり
・定員の厳格化
が背景にあります。
入試の制度に合わせて知識をアップデートしていかなければ不利な受験をしてしまうかもしれません。
立教大学は文系・理系のどちらが難しい?
立教大学の理系の学部は理学部しかありません。
その理学部の偏差値が57.5となっているので文系の方が難しいといえるでしょう。
グローバル化を推進している大学なのでハイレベルな語学力求められます。
このことから文系の方が難しい大学となっていると言えます。
【立教大学の学部偏差値ランキング】おすすめ学部や学部序列も解説
立教大学の文系の受かりやすい穴場学部3選
立教大学の難易度が難化しているという話をしましたが、そんな方々に朗報です!
比較的入りやすい穴場の学部を3つ紹介しますので「どうしても立教大学に行きたい!」という方は参考にしてみてください。
※データは全て2020年度入試結果より算出(出典:パスナビ)
文学部
これは受験方式によっては倍率が高くないためです。
中でも文学部文学科(英米文学専修)の自由選抜方式の倍率はなんと1.3倍。
最も倍率の高い文学部文学科(文芸・思想専修)の全学部グローバル方式の11.7倍と比べると圧倒的に入りやすい穴場といえるでしょう。
立教大学全体で見ても倍率が2倍を下回るのは同じく文学科(ドイツ文学専攻)の自由選抜方式の1.8倍の2つだけです。
コミュニティ福祉学部
これは比較的偏差値が高くないためです。
その上、コミュニティ政策学科の共通テスト6科目型入試は倍率が2.2倍とかなり入りやすい穴場となっています。
ウエルネス学科の共通テスト6科目型入試も倍率2.4倍となっているので共通テストを利用できる方は是非狙ってみてください。
法学部
「法学部に行きたい!」という方も多いと思います。
そんな方には法学部法学科(政治学科)共通テスト6科目入試方式が倍率2.1倍となっておりオススメです。
共通テストを受けない、という方は政治学科自由選抜(2.2倍)または法学科個別日程入試(3.1倍)が比較的倍率が低くなっているのでオススメです。
おまけ
立教大学は語学を活かした推薦入試制度が多くあります。
語学に自信がある方はそちらを利用すると有利に合格が狙えるだけでなく、早く合格が決まるので是非検討してみてください!