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2021.07.10

立教大学の数学難易度はどれくらい?学部別の数学難易度もご紹介

目次

大学受験を乗り切るには、志望大学・志望学部に合わせた受験対策が必要です。
出題傾向を掴み効率よく勉強できれば、限られた受験対策期間でも偏差値を積み上げることができるでしょう。

今回は、立教大学の数学難易度について解説します。

学部別の数学難易度にも触れるため、参考にしてみましょう。

立教大学の数学の難易度はどれくらい?

まずは、立教大学全体の数学について解説します。
ざっくりとどのような傾向があるか知りたいときに、お役立てください。

立教大学の数学全般の難易度

立教大学の数学は、基本的に60分間の回答時間を設けています。
文系学部か理系学部かで難易度が異なりますが、文系学部は基礎から標準レベルをイメージしておくとよいでしょう。
理系学部の場合、少しレベルが上がって標準レベルの問題になることが多いです。
微分・積分や三角関数など、文系・理系問わず入学後に使うことの多い単元については、少し難易度が高い傾向にあります。
また、記述式の問題もあるため「標準レベルだから」と手を抜くことはできません。

立教大学の数学の合格最低点から見る難易度

受験勉強では、100点を目指した勉強ではなく、合格点を取る勉強が大切です。そのためまずは目指すべき合格点を明確にしていきましょう。
しかし立教大学は多くの大学と違って合格最低点を公表していません。
ですが受験者の成績開示や問題の難易度から逆算して目安は出せます。
立教大大学の数学では、なるべく8割を目指しましょう。
人気のある立教大学では合格最低点が非常に高いと予想されます。
そのため8割をとれるように勉強していきましょう。

立教大学の数学の問題レベルから見る難易度

立教大学の数学は、限られた時間で多くの問題を解かなければいけないという意味で難易度が高いです。
基本的に数学ⅠAおよびⅡBからの出題であり、早慶上智レベルのような難問・奇問が出ないことから「標準レベル」とされていますが、その分計算スピードと確実な数的処理能力が求められます。
大問1は小問集合であり、確率・複素数・ベクトルなどの出題が多めです。
大問2は複合問題になっている年度が多く数列と複素数、図形と極限、など複数の単元にまたがった横断型の問題が扱われます。
単元ごとに切り抜きの勉強をすることも大切ですが、複合問題用の演習も増やしておいたほうがよいでしょう。
問題そのものが難しいというよりも、対応力重視であるという点で難易度が高くなっているのです。

立教大学の数学の分野ごとの難易度

ここからは、立教大学の数学を分野・単元ごとに細分化しながら解説します。

微分・積分

立教大学の数学では、文系学部・理系学部問わず微分・積分が頻出単元です。
最低限記憶しておきたい公式や典型的な解放が少ない分野でもあるため、演習を中心に繰り返してパターンを覚えていきましょう。
また、理系学部はもちろん、文系学部でも入学後の統計・分析によく微分・積分の知識を使います。
経営学部・経済学部を希望している場合は、入学前からしっかり対策しておくよう意識しましょう。

三角関数

加法定理や二倍角など、基本的な公式は確実に暗記し使いこなせるようにしておく必要があります。
立教大学の数学は試験時間の割に問題数が多めなので、公式を使って簡単に解ける問題があればスピーディーに済ませてしまう必要があります。
三角関数が苦手だと微分・積分などボリュームのある単元に割ける時間が減ってしまうため、注意しましょう。
また、立教大学の三角関数は単体で出題されることがほとんどなく、他単元の知識も使う横断型の問題になることが多いです。
複合問題の演習量を増やし、初見の問題でも慌てず着手できるよう意識することが大切です。

図形・方程式

三角関数同様、基本的な公式はインプット・アウトプットともにマスターしておきましょう。
幾何の問題については初見で回答できることがあまりなく、ある程度演習や過去問を経て慣れておく必要があります。
1日2~3問でもいいので、コツコツ入試問題に取り組む癖をつけておきましょう。
とはいえ、問題のレベル自体はそう高くありません。
基礎から標準レベルの問題を数多く取り組むことを意識し、立教大学内の他学部やMARCHなど同程度の大学の過去問に着手するなど、演習量を増やす工夫をするのが理想です。

ベクトル

空間ベクトルが出題されることが多いですが、基本的に平面ベクトルの応用で済む範囲であるため平面ベクトルをマスターするのが近道です。
基本的な定理・解放もそう大きく変わらないため、まずは基礎力を重視していきましょう。
ある程度マスターしてから空間ベクトルに進んだ方がイメージしやすく、解放が浮かびやすいこともメリットです。

立教大学の数学難易度を学部別にご紹介

ここからは、立教大学の数学難易度を学部別に紹介します。
既に志望学部が決まっている人は、ぜひチェックしてみてください。

文学部の数学難易度

文学部の数学は、配点が高めです。
学科・専修によっては200点換算され、他の文系科目と同じ比重で扱われることを知っておきましょう。
数学選択せずとも受験できる学部ではありますが、その分数学選択する受験生比率が低めであり、得意な人にとっては大きな後押しとなります。

異文化コミュニケーション学部の数学難易度

異文化コミュニケーション学部の数学は、苦手単元があると失点に直結することが多いため注意しておきましょう。
それだけ基礎よりの問題が多いということであり、難しい問題を解く高度な数学力より、基本的な問題を確実かつ正確に解く処理能力が求められます。
証明問題など記述の割合も少なく、穴埋めや空欄補充での出題が多いでしょう。

経済学部の数学難易度

経済学部の数学は、問題数が多めです。
入学後の統計・分析などの授業で微分・積分の知識をよく使うことから、微分・積分のボリュームが多いため対策しておきましょう。
時間を図って問題演習するなど、入試本番を想定した工夫が求められます。

経営学部の数学難易度

経営学部の数学も、経済学部と同じく微分・積分のボリュームが多めです。
基本的な理解を十分身につけたうえで、演習に取り組んでいきましょう。

理学部の数学難易度

理学部の数学は、立教大学唯一の理系学部であることも影響して難易度が高くなっています。
試験時間が90分など文系学部より長めに取られることも多いため、試験要綱をしっかりチェックしておきましょう。
基本的な大問構成は文系学部の数学と変わりませんが、極限や数列などの比率が高くなっています。
微分・積分と極限の複合問題はよく出されるため、しっかり対策が必要です。

社会学部の数学難易度

社会学部の数学は、難易度が高めです。
統計や考え方を駆使するような学部であるからこそ、文章から適切に情報を読み出すスキルが問われているのでしょう。
ペーパー試験に通用する数学スキルだけでなく、資料やデータも見ながら分析する総合的な処理能力が求められます。

法学部の数学難易度

法学部の数学は、平均レベルです。
経済学部同様、他学部の過去問も参考にしながら対策していくとよいでしょう。

観光学部の数学難易度

観光学部の数学は、難易度が高くありません。
立教大学内でも平均レベルであり、基礎・基本を確実に習得しておけば難しくないでしょう。

コミュニティ福祉学部の数学難易度

コミュニティ福祉学部の数学は、倍率の高さが影響して難易度が上がっています。
特に福祉学科の人気は根強く、毎年多くの受験生がチャレンジするためしっかり対策しておきましょう。

現代心理学部の数学難易度

立教大学内でも平均レベルであり、基礎・基本を確実に習得しておけば難しくないでしょう。

立教大学の数学難易度はMARCHの中で高い?

立教大学の数学は、MARCHランクの他大学と比較して少し高い傾向にあります。
問題量や試験時間は他大学とそう大きく変わりませんが、複合問題が出されるため事前に演習の方法を考えておかなければ対策しづらい点が難易度を押し上げる要因となっています。

MARCHの数学難易度ランキング

MARCH全体の数学難易度も、立教大学と同等です。
難問・奇問を出す大学がほとんどなく、基礎・基本寄りでありながら試験時間に対し問題量が多いなど、立教大学と共通するポイントが多いです。

しかし、中央大学はベクトルからの出題が多い、法政大学は証明問題が多いなど、大学ごとに多少出題傾向は違います。
他大学の過去問も参考にしながら演習量を増やし、対策していきましょう。

立教大学の数学で高得点を取るためのコツとは

最後に、立教大学の数学で高得点を取るコツを紹介します。

簡単な問題を落とさない

立教大学の数学はボリュームが多く、数学が得意な受験生でも得点を落としやすいことが特徴です。
そのため全体の平均点が低めになり、1点を争う激戦にはほとんどならないでしょう。
このような環境で高得点を出すには、簡単な問題を落とさないことが大切です。
取れる問題を確実に取り、点数を積み上げていきましょう。

早慶上智レベルの過去問にもチャレンジしておく

立教大学理学部の数学は、早慶上智レベルになることもあります。
特に2019年度の立教大学の数学は平均点が低く、多くの受験生が戸惑ったとわかります。
立教大学における志望学部以外の過去問を解くこともおすすめですが、可能であれば早慶上智レベルの過去問にもチャレンジしておくことをおすすめします。

8割を目指して勉強する

立教大学は合格最低点を公開していませんが、自己採点と合否の結果を照らし合わせると80%程度獲得していれば合格しやすいことが分かっています。
最低でも72~73%の獲得が必要になるでしょう。
確実に合格したいのであれば最低でも75%、問題が簡単になった年度では80%を狙う必要があります。
受験当日に出題傾向が難しいか簡単かを判断するのは難しいため、最初から8割目指して対策しておくのがおすすめです。

大問1はスピーディーに

大問1では、さまざまな分野から小問集合形式で問題が出ます。
基礎レベルかつ計算問題が多く、なかには公式をあてはめるだけで完答できるものも存在します。
そのため、大問1ではじっくり考えて解くことよりもスピードを重視した数的処理能力を試していると考えてよいでしょう。
可能であれば15分程度、最大でも20分程度で完了させることを目標にしながら、過去問演習するのが理想です。

まとめ

立教大学の数学は、MARCHランクの他大学と比較しても高めです。
限られた時間で多くの問題を解かなくてはならず、複合問題多いため初見で慌てないよう注意しておく必要があるでしょう。
反対に、立教大学の数学対策が十分にできていれば同レベルの大学にも十分通用する数学スキルを身に着けられます。
併願も視野に入れ、早い段階から対策を進めていきましょう。