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2021.07.10

立教大学の国語難易度はどれくらい?学部別の国語難易度もご紹介

目次

大学受験を乗り切るには、志望大学・志望学部に合わせた受験対策が必要です。
出題傾向を掴み効率よく勉強できれば、限られた受験対策期間でも偏差値を積み上げることができるでしょう。

今回は、立教大学の国語難易度について解説します。

学部別の国語難易度にも触れるため、参考にしてみましょう。

立教大学の国語の難易度はどれくらい?

まずは、立教大学全体の国語について解説します。
ざっくりとどのような傾向があるか知りたいときに、お役立てください。

立教大学の国語全般の難易度

立教大学の国語は、基本的に75分で3つの大問が出題されます。
現代文2題、古文1題であることが多いでしょう。
ただし、文学部の個別日程に限り他の構成がされることもあります。
基本的に現代文では硬質な評論分が扱われることが多く、何度が高めです。
扱うテーマも哲学・歴史・脳科学・科学・演劇・社会・文明・現代芸術など多岐に渡ります。
普段読み慣れていないテーマが出る可能性もあるため注意しておきましょう。

立教大学の国語の合格最低点から見る難易度

受験勉強では、100点を目指した勉強ではなく、合格点を取る勉強が大切です。そのためまずは目指すべき合格点を明確にしていきましょう。
しかし立教大学は多くの大学と違って合格最低点を公表していません。
ですが受験者の成績開示や問題の難易度から逆算して目安は出せます。
立教大大学の国語では、なるべく8割を目指しましょう。
人気のある立教大学では合格最低点が非常に高いと予想されます。
そのため8割をとれるように勉強していきましょう。

立教大学の国語の問題レベルから見る難易度

立教大学の国語は、限られた時間で多くの問題を解かなければいけないという意味で難易度が高いです。
現代文は約4,000~6,000字、古文は60~1,000字程度のボリュームになることが多いです。
内容正誤問題では設問自体のボリュームが多いこともあり、見た目以上に時間がかかると焦ってしまうこともあるでしょう。
まぎらわしい選択肢も多く、スピードと正答率の勝負となります。

立教大学の国語の分野ごとの難易度

ここからは、立教大学の国語を分野・単元ごとに細分化しながら解説します。

現代文

立教大学の現代文は、他大学と比較して突出した難しさになることはほとんどありません。
漢字の読み書き・空欄補充・本文からの抜き出し・内容正誤・傍線部読解など、出題形式もオーソドックスです。
基本的には評論文中心ですが、稀に小説・随筆が扱われることもあります。
専門用語の多い硬質な文章がピックアップされることも多いため、演習の幅を増やすことがおすすめです。

古文

古文の大問でふたつ本文が取り上げられる年度では、関連作品からの出題が多くなっています。
時代背景やお互いの影響について聞くような問題も多く、内容の精読が欠かせません。
ときにはひとつ目の文の解説が古文で作られていたり、同じ昨比の異なる章から出題されたり、オリジナリティの高い作りになっていることも多いです。
基本的な古文単語や古典文法をマスターできていれば解けるレベルであり、難易度は平均レベルと言えるでしょう。
しかし、「知らないと解けない」問題も多いため暗記にしっかり時間を取っておく必要があります。

漢文

学部・学科・専修や受験方式によっては漢文が必要になるケースがありますが、ほとんどの学部で漢文は出題されません。
入試要項に「近代以降の文章」と限定されている学部では、漢文を扱わないため受験勉強から除外してよいでしょう。
「近代以降の文章、および古文」と記されていた場合も、現代文と古文のみを扱うため漢文は必要ありません。
漢文を扱う学部では明確に「漢文」という表記がされているため、事前にチェックしてみることをおすすめします。

漢文の難易度は、平均レベルです。
基本的な読み方とオーソドックスな出題形式に対応できていれば、問題なく解けるでしょう。
貴重な得点源となる単元でもあるため、現代文に時間を割くより確実に漢文対策をしておいた方が良いとも言えます。
ただし、他の受験生にとっても漢文は得点源となる単元であるため注意が必要です。
1点の重みを感じる単元であることを理解し、確実に正解できるよう意識しておきましょう。

立教大学の国語で最も難易度が高い問題とは

立教大学の国語で最も難易度が高い問題は、現代文の評論文です。
年度によっては学部で学ぶ内容と関連性の高い専門的なテーマを扱うことも多く、医療・宗教・教育・政治・経済など普段読み慣れていない文章が出るかもしれません。
注釈の量も多く、都度見比べているうちにあっという間に時間が経ってしまったということも予想されます。
時間配分が難しい科目であることを理解し、ストップウォッチを使いながら演習していく必要がありそうです。

立教大学の国語難易度を学部別にご紹介

ここからは、立教大学の国語難易度を学部別に紹介します。
既に志望学部が決まっている人は、ぜひチェックしてみてください。

文学部の国語難易度

文学部の国語は、難易度が高めです。
現代文・古文ともに他学部よりボリュームが多めになる年度があり、読解スピードが試されます。
基本的に論述問題はありませんが、短文(50文字程度)の記述問題は頻出です。
共通テスト利用入試ではすべての学科・専修・入試科目数で漢文が必須であるため、あらかじめ要綱に目を通しておきましょう。

異文化コミュニケーション学部の国語難易度

異文化コミュニケーション学部の国語は、文学部に並んでトップクラスの難易度を誇ります。
学部名の通り海外交流やグローバルコミュニケーションの多い学部であるため英語の難易度が高いことで有名ですが、「外国語を駆使するならまずは日本語から」という考えも根強く、国語の難易度も相対的に高くなっているのです。

経済学部の国語難易度

経済学部の国語は、立教大学内では平均レベルです。
そのため、他学部の過去問も参考になります。
演習量を増やし、確実に得点へつなげられるようにしておきましょう。

経営学部の国語難易度

経営学部の国語にはほとんど小説・随筆文が出ず、基本的に評論文中心になっています。
内容は最新の経済トレンドや諸外国とのバランスに関するものが多く、論文を読んでいる気分になるでしょう。
年度によっては立教大学講師の作成文が扱われるなど、オリジナリティのある出題が多く対策しづらいことが難点です。

理学部の国語難易度

理学部の国語は、難易度が低めです。
数学・理科など理系科目の難易度が高い傾向にあり、そちらに対策の時間を割く必要があるでしょう。
反対に、国語が得意だと合格に有利になるでしょう。

社会学部の国語難易度

社会学部の国語は、難易度が高めです。
統計や考え方を駆使するような学部であるからこそ、文章から適切に情報を読み出すスキルが問われているのでしょう。
ペーパー試験に通用する国語スキルだけでなく、資料やデータも見ながら分析する総合的な読解力が求められます。

法学部の国語難易度

法学部の国語は、平均レベルです。
経済学部同様、他学部の過去問も参考にしながら対策していくとよいでしょう。

観光学部の国語難易度

観光学部の国語は、難易度が高くありません。
立教大学内でも平均レベルであり、基礎・基本を確実に習得しておけば難しくないでしょう。

コミュニティ福祉学部の国語難易度

コミュニティ福祉学部の国語は、倍率の高さが影響して難易度が上がっています。
特に福祉学科の人気は根強く、毎年多くの受験生がチャレンジするためしっかり対策しておきましょう。

現代心理学部の国語難易度

現代心理学部の国語は、難易度が高めです。
あやふやな文章や主語がはっきりしていない文章が出る年度もあり、客観的な読解と主観的な読解との間で迷うような選択肢が多いでしょう。
普段見慣れないテーマの評論文にもチャレンジし、自分の可能性を広げておく必要があります。

立教大学の国語難易度はMARCHの中で高い?

立教大学の国語は、MARCHランクの他大学と比較して少し高い傾向にあります。
問題量や試験時間は他大学とそう大きく変わりませんが、評論文で扱うテーマの幅が広く、かつ専門的であることが難易度を押し上げています。

MARCHの国語難易度ランキング

MARCH全体の国語難易度も、立教大学と同等です。
難問・奇問を出す大学がほとんどなく、基礎・基本寄りでありながら試験時間に対し問題量が多いなど、立教大学と共通するポイントが多いです。

しかし、中央大学は空欄補充が多い、法政大学は傍線部読解が多いなど、大学ごとに多少出題傾向は違います。
他大学の過去問も参考にしながら演習量を増やし、対策していきましょう。

立教大学の国語で高得点を取るためのコツとは

最後に、立教大学の国語で高得点を取るコツを紹介します。

簡単な問題を落とさない

立教大学の国語は難易度が高く、国語が得意な受験生でも得点を落としやすいことが特徴です。
そのため全体の平均点が低めになり、1点を争う激戦にはほとんどならないでしょう。
このような環境で高得点を出すには、簡単な問題を落とさないことが大切です。
取れる問題を確実に取り、点数を積み上げていきましょう。

長く難しい文章にチャレンジしておく

立教大学は、共通テストのように短文を大量に解かせるより、難しい問題を限定して出す傾向にあります。
注釈を見ないとわからない専門用語や内容の補足が豊富に含まれている難しい文章に挑戦し、初見でも焦らない経験値をつけておくのがよいでしょう。
また、少し長めの文章にも挑戦しておくことがおすすめです。

早慶上智レベルの過去問にもチャレンジしておく

立教大学の現代文は、早慶上智レベルになることもあります。
特に2019年度の立教大学の国語は平均点が低く、多くの受験生が戸惑ったとわかります。
立教大学における志望学部以外の過去問を解くこともおすすめですが、可能であれば早慶上智レベルの過去問にもチャレンジしておくことをおすすめします。

8割を目指して勉強する

立教大学は合格最低点を公開していませんが、自己採点と合否の結果を照らし合わせると80%程度獲得していれば合格しやすいことが分かっています。
最低でも72~73%の獲得が必要になるでしょう。
確実に合格したいのであれば最低でも75%、問題が簡単になった年度では80%を狙う必要があります。
受験当日に出題傾向が難しいか簡単かを判断するのは難しいため、最初から8割目指して対策しておくのがおすすめです。

対象表現・同意表現に注目

硬質な評論文が多く、読解に時間がかかりやすいです。また、選択形式の設問が多いため、設問を読むだけでも時間がかかるでしょう。
キーワードセンテンスだけでなく、対照表現や同意表現に着目し、文章を文節ごとに切り分けながら読むトレーニングが必要です。
繰り返していけば、読解時間を大幅に短縮できるでしょう。

まとめ

立教大学の国語は、MARCHランクの他大学と比較しても高めです。
限られた時間で多くの問題を解かなくてはならず、専門用語も多い硬質なテーマが多いため初見で慌てないよう注意しておく必要があるでしょう。
反対に、立教大学の国語対策が十分にできていれば同レベルの大学にも十分通用する国語スキルを身に着けられます。
併願も視野に入れ、早い段階から対策を進めていきましょう。