受験情報

2021.07.10

立教大学の自由選抜入試の倍率一覧!倍率が低い穴場学部もご紹介

目次

立教大学では、他大学と同様に自由選抜入試の枠を設けています。
自由選抜入試は、脂肪する学部に関連した高い能力や学業以外に秀でた成績・活動実績を持つ人を優先的に合格させる入試形態です。
高校時代に自分なりの活動をしてきた人や、立教大学入学に対し熱い思い入れのある人はチャレンジしてみましょう。

今回は、立教大学の自由選抜入試における倍率を紹介します。

立教大学の自由選抜入試の倍率を学部学科ごとにご紹介

下記では、立教大学の自由選抜入試を過去5年分、学部ごとに紹介します。
志願者数・合格者数は最新データ(2021年)のみになるため、参考に捉えましょう。

文学部

まずは文学部の倍率を紹介します。

キリスト教学科

2021年
志願者数:14
合格者数:5
倍率:2.8

2020年:2.5
2019年:受験者ゼロ
2018年:受験者ゼロ
2017年:受験者ゼロ

文学科英米文学専修

2021年
志願者数:35
合格者数:15
倍率:1.8

2020年:1.8
2019年:受験者ゼロ
2018年:2.5
2017年:合格者ゼロ

文学科ドイツ文学専修

2021年
志願者数:16
合格者数:9
倍率:1.8

2020年:1.8
2019年:2.5
2018年:2.5
2017年:2.3

文学科フランス文学専修

2021年
志願者数:24
合格者数:7
倍率:3.4

2020年:2.8
2019年:2.5
2018年:3.0
2017年:3.0

文学科日本文学専修

2021年
志願者数:21
合格者数:5
倍率:4.2

2020年:5.0
2019年:受験者ゼロ
2018年:合格者ゼロ
2017年:受験者ゼロ

文学科文芸・思想専修

2021年
志願者数:44
合格者数:9
倍率:4.9

2020年:3.0
2019年:2.0
2018年:合格者ゼロ
2017年:受験者ゼロ

史学科

2021年
志願者数:50
合格者数:23
倍率:2.2

2020年:1.9
2019年:合格者ゼロ
2018年:受験者ゼロ
2017年:受験者ゼロ

教育学科

2021年
志願者数:2
合格者数:0
倍率:合格者ゼロ

2020年:2.5
2019年:2.0
2018年:合格者ゼロ
2017年:合格者ゼロ

異文化コミュニケーション学部

次に、異文化コミュニケーション学部の倍率を紹介します。

自由選抜方式A

2021年
志願者数:183
合格者数:19
倍率:9.6

2020年:13.4
2019年:4.4
2018年:実施なし
2017年:実施なし

自由選抜方式B

2021年
志願者数:41
合格者数:7
倍率:5.9

2020年:4.0
2019年:4.3
2018年:実施なし
2017年:実施なし

経済学部

次に、経済学部の倍率を紹介します。

経済学科

2021年
志願者数:71
合格者数:11
倍率:6.5

2020年:6.4
2019年:5.1
2018年:4.5
2017年:2.0

経済政策学科

2021年
志願者数:63
合格者数:11
倍率:5.7

2020年:5.3
2019年:6.3
2018年:9.1
2017年:1.3

会計ファイナンス学科

2021年
志願者数:13
合格者数:1
倍率:13.0

2020年:34.0
2019年:4.5
2018年:4.5
2017年:2.3

経営学部

次に、経営学部の倍率を紹介します。

経営学科自由選抜方式AⅠ

2021年
志願者数:52
合格者数:21
倍率:2.5

2020年:3.0
2019年:2.6
2018年:1.8
2017年:1.5

経営学科自由選抜方式AⅡ

2021年
志願者数:75
合格者数:11
倍率:6.8

2020年:6.8
2019年:5.7
2018年:4.0
2017年:4.7

経営学科自由選抜方式AⅢ

2021年
志願者数:48
合格者数:9
倍率:5.3

2020年:2.8
2019年:2.4
2018年:2.4
2017年:1.1

経営学科自由選抜方式B

2021年
志願者数:2
合格者数:0
倍率:合格者ゼロ

2020年:受験者ゼロ
2019年:受験者ゼロ
2018年:受験者ゼロ
2017年:受験者ゼロ

国際経営学科自由選抜方式A

2021年
志願者数:115
合格者数:31
倍率:3.7

2020年:2.4
2019年:2.4
2018年:2.4
2017年:1.1

理学部

次に、理学部の倍率を紹介します。

数学科

2021年
志願者数:8
合格者数:2
倍率:4.0

2020年:合格者ゼロ
2019年:1.0
2018年:7.0
2017年:2.0

物理学科

2021年
志願者数:8
合格者数:3
倍率:2.7

2020年:6.0
2019年:1.3
2018年:1.0
2017年:合格者ゼロ

化学科

2021年
志願者数:6
合格者数:2
倍率:3.0

2020年:3.0
2019年:2.5
2018年:2.0
2017年:1.0

生命理学科

2021年
志願者数:9
合格者数:3
倍率:3.0

2020年:2.0
2019年:4.5
2018年:1.8
2017年:1.5

社会学科

次に、社会学科の倍率を紹介します。

社会学科

2021年
志願者数:93
合格者数:8
倍率:11.6

2020年:12.6
2019年:実施なし
2018年:実施なし
2017年:10.3

現代文化学科

2021年
志願者数:74
合格者数:5
倍率:14.8

2020年:10.7
2019年:実施なし
2018年:実施なし
2017年:7.5

メディア社会学科

2021年
志願者数:75
合格者数:5
倍率:15.0

2020年:9.0
2019年:実施なし
2018年:実施なし
2017年:12.5

法学部

次に、法学部の倍率を紹介します。

法学科

2021年
志願者数:34
合格者数:4
倍率:8.5

2020年:5.2
2019年:7.5
2018年:15.0
2017年:5.8

国際ビジネス法学科

2021年
志願者数:12
合格者数:2
倍率:6.0

2020年:合格者ゼロ
2019年:2.2
2018年:3.8
2017年:4.0

政治学科

2021年
志願者数:33
合格者数:4
倍率:8.3

2020年:2.2
2019年:9.0
2018年:3.3
2017年:3.4

観光学部

次に、観光学部の倍率を紹介します。

観光学科

2021年
志願者数:44
合格者数:9
倍率:4.9

2020年:14.7
2019年:9.0
2018年:7.5
2017年:4.5

交流文化学科

2021年
志願者数:33
合格者数:7
倍率:4.7

2020年:5.0
2019年:5.3
2018年:5.7
2017年:2.2

コミュニティ福祉学部

次に、コミュニティ福祉学部の倍率を紹介します。

コミュニティ政策学科

2021年
志願者数:83
合格者数:11
倍率:7.5

2020年:5.9
2019年:5.7
2018年:4.9
2017年:2.8

福祉学科

2021年
志願者数:32
合格者数:17
倍率:1.9

2020年:6.4
2019年:1.7
2018年:2.6
2017年:2.1

スポーツウェルネス学科

2021年
志願者数:107
合格者数:14
倍率:7.6

2020年:8.7
2019年:5.9
2018年:6.2
2017年:5.5

現代心理学部

次に、現代心理学部の倍率を紹介します。

心理学科

2021年
志願者数:54
合格者数:18
倍率:3.0

2020年:6.8
2019年:11.2
2018年:9.9
2017年:1.9

映像身体学科

2021年
志願者数:146
合格者数:31
倍率:4.7

2020年:7.1
2019年:5.5
2018年:4.0
2017年:2.0

立教大学の自由選抜入試の穴場学部と難関学部

立教大学の自由選抜入試は、学部・学科によりかなり倍率の差があります。
下記では、穴場学部と激戦学部とを分けて紹介します。

倍率が低い穴場学部

まずは、倍率の低い穴場学部から紹介します。
立教大学にどうしても自由選抜入試で入学したい人や、希望する学部がある人はぜひチェックしておきましょう。

文学部

2019年以降の出願者数は伸びてきていますが、他学部と比較して倍率が低めになることが多いです。
なかには受験者ゼロの年度もあり、立教大学を代表する看板学部でありながら意外な結果だと言えるでしょう。
一次試験・二次試験に分かれており、それぞれ半数くらいずつ合格することが特徴です。

理学部

理学部は比較的立教大学でも偏差値が低めな学部であり、学部自体が穴場とされています。
倍率は年度により大きく変動しますが、合格者数は基本的に毎年ほぼ変わりません。
理学部全体で10名程度と限られた合格枠ではありますが、理系学部に進学したい人はチャレンジしてみるとよいでしょう。

コミュニティ福祉学部福祉学科

コミュニティ福祉学部のコミュニティ政策学科およびスポーツウェルネス学科は倍率7.0を超える激戦になることが多いですが、福祉学科は穴場です。
臨床心理士など心理とカウンセリングに長けた資格を取得したい人は、福祉学科を狙ってみるとよいでしょう。

倍率が高い難関学部

反対に、倍率が高い難関学部も紹介します。
合格している人は毎年出ているためチャレンジする価値はありますが、他の受験生と差別化できる自分ならではの強みを持っていた方がよいでしょう。

異文化コミュニケーション学部

異文化コミュニケーション学部は、立教大学のなかでも偏差値トップを誇る難関学部です。
入学して5年間で大学院修士号の取得を目指す「方式B」などオリジナリティのある入試形態を採用しており、多くの受験生から注目を集めました。
異文化コミュニケーション学部のなかでも限定された少数精鋭として活躍することが見込まれるため、倍率が高くてもチャレンジしたいと考える人が多いのでしょう。

経営学部

経営学部は、毎年安定して高い倍率を誇る学部です。
直近の会計ファイナンス学科の倍率は13.0など特に高い数値を出していますが、これは最終合格者が1名に限定されたからだと言えるでしょう。
基準に満たない人は容赦なく不合格にする、立教大学経営学部としての姿勢が見て取れます。

社会学部

社会学部は2018年・2019年と連続で自由選抜入試を実施していませんでしたが、再開された2020年以降も安定して高い倍率を記録しています。
10名以下の合格枠に対し毎年100人以上が応募する難関学部であり、人気の根強さがうかがえます。

立教大学の2022年の自由選抜入試の倍率を予想

最後に、立教大学の2022年自由選抜入試の倍率を予想してみましょう。
直近の傾向を参考にしているため、ぜひご確認ください。

2022年の立教大学全体の自由選抜入試の倍率

2022年の立教大学の自由選抜入試は、全体的に学部が上がると予想できます。
共通テストが導入されてまだ間もなく、立教大学の入試改革も同時期に実施されていることから、入試制度をつかみ切れない層が増えているでしょう。
そのため、早期の段階で合格が決まる&ペーパー試験を必要としない自由選抜入試の人気が高まり、独自の対策をしてくる受験生が増える可能性があります。
特に今年の受験生は「共通テストがなくなる」というニュースとともに高校へ入学した世代でもあり、早期の段階で郊外活動・部活動・ボランティア・資格試験受験など対策している人がいます。
最大限アピールできる自由選抜入試は、きちんと準備してきた人にとって格好の場だと言えるでしょう。
一般入試(全学部入試)・共通テスト利用ともに人気が高まっている立教大学だからこそ、自由選抜入試の倍率も上がりそうです。

まとめ

立教大学に自由選抜入試での合格を目指している場合、事前に過去の倍率を参考にして対策しておくとよいでしょう。
アカデミック・ポリシーに目を通し、学部ごとにどんな学生を欲しているか理解しておくことも大切です。

本記事では、各学部・学科・専修ごとに直近5年間の自由選抜入試倍率を紹介してきました。
穴場学部・難関学部の情報も参考にしながら、自分が受験する学部を絞り込んでいきましょう。