受験情報
2021.04.25
目次
立教大学の全学部入試は、2月初旬から中旬にかけて実施されます。
試験日以外にも気になる点として、合格発表日が挙げられます。
全学部入試は学部ごとの一般入試と異なり、立教大学への入学を希望するほぼすべての人が同時に受験するスタイルであるため、合格発表が遅くなるのでは?と感じる人も多いでしょう。
今回は、立教大学全学部入試の日程について詳しく解説します。
立教大学全学部入試は、下記の日程で実施されました。
下記は2022年度の日程ですが、2023年度も似たような日程になることが想定されています。
第1回全学部入試:2022年2月6日(日)
第2回全学部入試:2022年2月8日(火)
第3回全学部入試:2022年2月9日(水)
第4回全学部入試:2022年2月12日(土)
第5回全学部入試:2022年2月13日(日)
理学部第1回全学部入試:2022年2月6日(日)
理学部第1回全学部入試:2022年2月9日(水)
文学部追加全学部入試:2022年2月11日(金)
全学部入試の合格発表は、2022年2月24日(木)に実施されました。
つまり、第1回の全学部入試を受けても第5回の全学部入試を受けても、2月後半まで合格発表を待つ必要があります。
最大で半月程度のタイムラグが生じるため、あらかじめ承知しておきましょう。
2022年2月24日(木)の合格発表で合格がわかった場合、入学手続きの締め切り日は2022年3月2日(水)です。
入学手続き方法には一括手続きと分割手続きがあり、このシステムは全学部入試に統一される前と変わりません。
特に入学金などお金関係のことは入念にチェックし、納付漏れがないようにしておきましょう。
立教大学全学部入試には、補欠合格があります。
補欠合格の発表は4回に及び、他大学と比較しても合格発表の数が多いことがわかるでしょう。
第1回目の発表で合格になった人が入学手続きをせず、定員に空きが出た場合にのみ第2回目以降の合格発表がおこなわれます。
とはいえ少数ながら毎年全4回までの合格発表が実施されているため、一度不合格でもあきらめず発表を確認していきましょう。
・第1回合格発表日:2022年2月24日(木)
・第1回入学手続き締め切り日:2022年3月2日(水)
・第2回合格発表日:2022年3月9日(水)
・第2回入学手続き締め切り日:2022年3月15日(火)
・第3回合格発表日:2022年3月17日(木)
・第3回入学手続き締め切り日:2022年3月23日(水)
・第4回合格発表日:2022年3月25日(金)
・第4回入学手続き締め切り日:2022年3月29日(火)
なんと、最も遅い合格発表日が3月25日であり、新年度ギリギリであることがわかります。
高校の卒業式をすでに迎えている人も多いことを考えると、直前まで入学先が決まらない焦燥感があるかもしれません。
ただし、立教大学が第一志望であったのに不合格が続いて浪人もしくは他大学への入学を決めていた人にとって、3月末ギリギリであっても合格の知らせが届くのは嬉しいことでしょう。
手続きにバタバタする可能性がありますが、最後まで立教大学入学の可能性をあきらめたくない人は第4回の合格発表まで必ずチェックしておくことをおすすめします。
立教大学全学部入試の試験日程は、前述の通り全5回用意されています。
文学部に限り全6回、理学部に限り全2回であることに注意しておきましょう。
また、開催回ごとに受験できる科目が異なることも注意すべきポイントです。
下記では、試験日程ごとの実施科目を初回します。
希望学部が受け付けている試験科目と、参加する開催回の試験科目が合致しているかチェックし、「受験はしたものの希望学部に出願できなかった」というミスマッチを防ぎましょう。
・国語
・世界史B
・数学(文系)
・数学(理系)
・物理
・化学
・生物
・国語
・日本史B
・世界史B
・地理B
・国語
・日本史B
・数学(文系)
・数学(理系)
・物理
・化学
・生物
・国語
・日本史B
・世界史B
・政治経済
・国語
・日本史B
・世界史B
・国語
・世界史B
・数学(文系)
・数学(理系)
・物理
・化学
・生物
・国語
・日本史B
・数学(文系)
・数学(理系)
・物理
・化学
・生物
・英語
・国語(漢文含む)
・日本史B
・世界史B
前述の通り、全学部入試はどの学部にも出願できますが学部ごとに入試科目が異なる点に注意が必要です。
下記で学部ごとの入試科目を紹介するため、試験日ごとの実施科目と照らし合わせながら試験スケジュールを組んでいきましょう。
文学部の入試科目は、国語・外国語・選択1科目です。選択科目は地理歴史もしくは数学です。
配点は、学科により異なります。
キリスト教学科・文学科・教育学科の場合、国語200点・外国語200点・選択科目150点です。
史学科のみ、国語・外国語・選択科目全て200点の配点がされています。
異文化コミュニケーション学部の入試科目は、国語・外国語・選択1科目です。選択科目は地理歴史もしくは数学です。
配点は、国語200点・外国語200点・選択科目150点です。
経済学部の入試科目は、国語・外国語・選択1科目です。選択科目は地理歴史・公民もしくは数学です。
配点は、国語150点・外国語150点・選択科目100点です。
経営学部の入試科目は、国語・外国語・選択1科目です。選択科目は地理歴史・公民もしくは数学です。
配点は、国語100点・外国語150点・選択科目100点です。
社会学部の入試科目は、国語・外国語・選択1科目です。選択科目は地理歴史・公民もしくは数学です。
配点は、国語・外国語・選択科目ともにすべて100点です。
法学部の入試科目は、国語・外国語・選択1科目です。選択科目は地理歴史・公民もしくは数学です。
配点は、国語200・外国語200点・選択科目100点です。
観光学部の入試科目は、国語・外国語・選択1科目です。選択科目は地理歴史・公民もしくは数学です。
配点は、国語150点・外国語100点・選択科目200点です。
選択科目の配点が高い珍しい学部であるため、得意科目を選択するとよいでしょう。
コミュニティ福祉学部の入試科目は、国語・外国語・選択1科目です。選択科目は地理歴史・公民もしくは数学です。
配点は、国語200点・外国語200点・選択科目100点です。
現代心理学部の入試科目は、国語・外国語・選択1科目です。選択科目は地理歴史・公民もしくは数学です。
配点は、国語150点・外国語150点・選択科目100点です。
理学部の入試科目は、理科・数学・外国語です。他の学部と大幅に異なるため、必ずチェックしておきましょう。
配点は、学科により異なります。
数学は、理科100点・数学200点・外国語100点です。
物理学科は、理科150点・数学150点・外国語100点です。
化学科は、理科150点・数学100点・外国語100点です。
生命理学科は、理科150点・数学100点・外国語100点です。
2023年度立教大学全学部入試の合格発表日も、ほぼ同様のスケジュールになることが予想されます。
最も早くて2月下旬、最も遅くて3月最終週になるでしょう。
また、合格発表日が全4回と多く補欠合格者選定をする必要があるため、合格発表日から入学手続き締め切り日までのラグがほとんどないことも特徴です。
そのため、合格だった場合他大学を蹴ってでも立教大学への入学手続きをするべきか、受験前から考えておくのが理想です。
合格が出てから迷っていると手続きに間に合わない可能性もあるため、注意しておきましょう。
また、立教大学の入学手続きには一括手続きと分割手続きがあります。
他大学の合格状況も見ながら進学先を選定したい場合は、分割手続きを賢く活用していくことが大切です。
立教大学の全学部入試は他大学の入試スケジュールと異なるため、あらかじめ日程の確認が必須です。
また、出願学部ごとに受験すべき科目が決まっており、希望と合致しないと出願できない点も知っておきましょう。
今回紹介した内容を、2023年度以降の入試でもぜひお役立てください。