受験情報
2021.10.11
目次
「立教大学社会学部を受験したいけど英語の勉強法がわからない」
「英語の傾向や対策を知りたい!」
そんな悩みを持っている受験生も多いと思います。
この記事では立教大学社会学部を受験しようと考えている受験生の英語の悩みを解決します。
具体的には
・立教大学社会学部の入試情報
・立教大学社会学部の英語の基本情報
・立教大学社会学部の英語の傾向と対策
・立教大学社会学部の英語で高得点を取るための勉強法
の順に解説します。
6分程で読めるのでぜひ一読ください!
立教大学社会学部の入試情報を解説します。
初めに入試方式ごとの入試科目と配点を紹介します。一般入試の中でも受験日によって使える科目が変わってくるので気をつけましょう。
個別学力試験 2教科(300点満点)
【国語】国語総合・現代文B・古典B(漢文を除く)(100)
《地歴》世B(100)
《数学》数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)(100)
●選択→地歴・数学から1科目
個別学力試験 2教科(300点満点)
【国語】国語総合・現代文B・古典B(漢文を除く)(100)
《地歴》世B・日B・地理Bから選択(100)
●選択→地歴から1科目
個別学力試験 2教科(300点満点)
【国語】国語総合・現代文B・古典B(漢文を除く)(100)
《地歴》日B(100)
《数学》数I・数A・数II・数B(数列・ベクトル)(100)
●選択→地歴・数学から1科目
個別学力試験 2教科(300点満点)
【国語】国語総合・現代文B・古典B(漢文を除く)(100)
《地歴》世B・日Bから選択(100)
《公民》政経(100)
●選択→地歴・公民から1科目
個別学力試験 2教科(300点満点)
【国語】国語総合・現代文B・古典B(漢文を除く)(100)
《地歴》世B・日Bから選択(100)
●選択→地歴から1科目
立教大学社会学部の学科ごとの偏差値は以下です。
社会:65.0
現代文化:62.5
メディア社会:62.5
社会学部の中では社会学科が最も偏差値が高いです。ですがどの学部も偏差値が高く、入試の難易度は高くなっています。
立教大学社会学部の倍率情報を過去5年分紹介します。
社会学科における全科目日程(3教科型)の過去5年の倍率は以下です。
2016年:4.4
2017年:4.9
2018年:5.3
2019年:6.7
2020年:5.7
近年は倍率も高く、約6倍。今後も高い倍率は続いていくでしょう。
現代社会学科における全科目日程(3教科型)の過去5年の倍率は以下です。
2016年:4.4
2017年:5.3
2018年:4.8
2019年:6.1
2020年:5.2
他の学部と比較すると現代社会学科の倍率は低くなっています。
メディア社会学科における全科目日程(3教科型)の過去5年の倍率は以下です。
2016年:6.3
2017年:6.1
2018年:7.0
2019年:6.7
2020年:6.1
メディア社会学科はどの年も6.0を超えており、社会学部のなかでも倍率が高いことがわかります。
立教大学社会学部の英語の基本情報を解説します。
変更点は文学部以外の学部において、立教大学独自の英語入試が廃止されたことです。
代わりに
・英語外部試験のスコア
・共通テストの英語
のうち高いほうの得点が採用されます。
有効とされる英語外部試験は出願期間の初日から遡って2年以内のスコア。
また複数の外部試験を提出した場合はスコアに換算したときに、最も高い点数が採用されます。
つまり入試当日のできだけでなく、それまでに外部試験で結果を出せばかなり有利な状況で入試を受けられるということです。
立教大学で活用できる英語外部試験は以下の7つです。
・ケンブリッジ英語検定
・実用英語技能検定(英検)
・GTEC
・IELTS
・TEAP
・TEAP CBT
・TOEFL iBT
英検、GTECなどは高校で受けることになっている人も多いですよね。受けたことがないという人も、積極的に挑戦しましょう。
英語外部試験のスコア目安はどれくらいなのでしょうか。
結論から言うと、大学がどのようにスコアに換算するか発表していないためわからない状態です。
ただ従来の受験者層を考えれば
・共通テストで9割
・英検準1級合格前後
の実力があると合格点に達するスコアが取れるといわれています。
立教大学社会学部の英語(共通テスト)の傾向と対策を解説します。
立教大学社会学部の英語の1つ目の傾向はリスニングの配点が大きいことです。
センター試験のときはリーディング200点、リスニング50点でしたが、共通テストになってからそれぞれ100点の配点になりました。
そのため以前はリーディングの勉強重視で合格できましたが、現在はリスニングの勉強が必須です。
しかしリスニングは闇雲に勉強しても上達しません。リスニングを上達させるには基本的なリーディングの力がいります。
まずはリーディングができるよう
・英単語
・文法
・英文解釈
を勉強し、できるだけ早くリスニングに移れるようにしていきましょう。
立教大学社会学部の英語の2つ目の傾向はリーディングがすべて読解問題であることです。
共通テストが導入されてから、センター試験の定番であった
・アクセント問題
・文法問題
なくなりました。
しかし文法問題を勉強しなくていいというわけではありません。実際、読解問題は文法をわかっていないと正しく読めないもの。
つまり「文法は知っていて当たり前。その上で問題を解いてね」という意味なのです。
そのため文法問題でしか問われないような難易度の高い、文法までやる必要はありませんが、基本的な文法問題は解けるようにしましょう。
立教大学社会学部の英語の3つ目の傾向はイラスト、図表問題が頻出であることです。
例えばリスニングでは
・対話を聞いて、複数のイラストを比較する問題
・4つのイラストを時系列順に並び替える問題
・ツアーの料金表を完成させる問題
・大学の講義メモを完成させる問題
などイラスト、図表を使った様々な問題が出題されます。
このような問題を解けるようになるには過去問を使って慣れていくことが一番です。逆に基本的な力はあっても、過去問演習が足らず力を発揮できないことがよくあります。
過去問を使って問題形式に慣れていくための時間をしっかり確保していきましょう。
立教大学社会学部の英語で高得点を取るための勉強法を解説します。
立教大学社会学部の英語で高得点を取るための勉強法1つ目は単語帳一冊を極めることです。
英語の一番の基礎は英単語。単語力を極めることで、英語の点数は一気に上がります。
例えば僕の友人は英単語帳を一週間で十周してセンターの割合が120→160に上がりました。
もちろん
・正確に解く
・いつでも間違えない
というレベルには行きませんが、単語力をつけるだけでこれだけ点数は上がるのです。
英単語を勉強する際のポイントは「一単語3秒まで」のルールを作ること。3秒考えてわからない単語は飛ばすことで、一日に多くの単語を反復できます。
立教大学社会学部の英語で高得点を取るための勉強法2つ目は一文を正しく読めるようにすることです。
よくやってしまうのが、一文を正しく読めない状態で長文問題を解いてしまうこと。それでは勉強した満足感は得られても成績は伸びません。
英単語を身に着けたあとは、時間をかけたらどんな英文も読める状態を目指しましょう。そのために必要なことは英文解釈の力です。
英文解釈とは
・主語はどれか
・副詞はどこにかかっているか
・どこから節が始まっているか
など品詞分解を行い理解すること。
具体的には1000文字ほどの長文を10本、品詞分解すればかなり力がつくでしょう。
立教大学社会学部の英語で高得点を取るための勉強法3つ目は長文問題を解くことです。
英単語、英文解釈を学び、一文を正しく読めるようになったらいよいよ長文問題を多読していきます。
しっかりと土台ができているので、長文を読めば読むほど、正確かつ素早く読めるようになっていくはずです。
問題集としては過去問がおすすめ。過去問をやり込めばやり込むほど、力は伸びていきます。
ここまで立教大学社会学部の英語について解説してきました。立教大学の社会学部はたしかに難しいです。
しかし正しい勉強法を行えば合格は可能です。ここで紹介した勉強法を実践し勉強していきましょう。