受験情報

2021.08.18

【立教大学の入試物理の傾向と対策】勉強法やおすすめの参考書も解説!

目次

「立教大学を受験したいけど、物理の勉強法がわからない」
「物理の傾向や対策が知りたい」

この記事ではそんな人の疑問を解決します

具体的には
・立教大学の物理の入試基本情報
・立教大学の物理の入試傾向を学部ごとに解説
・立教大学の物理の対策ポイント
・立教大学の物理で高得点を取るための勉強法
・立教大学の物理対策におすすめの参考書5選
・立教大学の物理学科とは?
の順に解説します。

10分くらいで読めますし、物理の勉強の指針が立つ可能性が高いのでぜひ一読ください。

立教大学の物理の入試基本情報

立教大学の物理の入試基本情報を解説します。
・試験時間
・出題形式
など知っておくと勉強する際の意識も変わるのでしっかり確認していきましょう。

出題範囲

出題範囲は物理基礎、物理で、毎年幅広い分野から出題されています。

出題形式と解答形式

立教大学の物理の解答形式はマーク式と記述式の併用型。ただし毎年出題形式が大きく変わります。

大問3~4つのことが多いですが、近年では幅広い分野を融合した大問が2つのみということもありました。

また立教大学は2021年度から文学部以外の個別日程入試がなくなり全学部日程入試のみとなりました。

その年の物理は、小問は少ないのですが大問が7つ出るという形式で出題されています。

このようにどんな形で出題されるかわからない物理。基礎力を磨き、形式にこだわらない総合的な力が必要とされています。

配点情報

配点情報は以下です。

〈理学部〉
・数学科…100/400
・物理学科…150/400
・生命科学科…150/350
数学科では4分の1の配点ですが生命科学科では約半分が物理です。

人気のある立教大学では高得点の戦いになることが予想されるので、物理にも時間を割いて勉強することが求められます。

試験時間と時間配分

物理の試験時間は75分です。時間配分に関しては出題形式が毎年変わるため予想できません。

そのため臨機応変に対応していく必要があります。

具体的には
・解けるところから解く
・わからなかったら飛ばす
ことを意識しましょう。

まずは一通りの問題を解ききることが第一優先です。

物理が必要となる学部とは?

物理が必要な学部は理学部の
・数学科
・物理科
・生命科学科
のみです。

化学科では選択できないことに注意してください。

立教大学の物理は難しい?難易度を解説

立教大学の難易度は標準レベル。ですが一部、高難易度の問題も出題されます。

標準的なレベルの問題を落とさずにとれば合格点を狙えるでしょう。さらに物理で高得点を狙いたい人は早慶レベルの参考書に取り組むと、高難易度の問題も解けるはずです。

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立教大学の物理の入試傾向を解説

立教大学の物理の入試傾向を3つ解説します。入試傾向を知っておくことで効率の良い勉強が出できるので、しっかり押さえていきましょう。

あらゆる分野から出題

1つ目の傾向はあらゆる分野から出題されることです。

力学分野では
・エネルギー保存の問題
・運動量保存の問題
・ばねを扱った問題
が出題されるなどオーソドックスな分野からの出題もありますが、原子分野といった受験生が後回しにしがちな分野からも出題されています。

ただし問題事態は標準レベルが多いので、基礎知識を幅広く勉強することが大切です。

誘導にうまく乗ることが求められる

2つ目の傾向は誘導にうまく乗ることが求められる点です。

誘導のある問題とはひとつ前の小問で求めたものを次の小問で使う問題のことです。これは作者がそのままでは難しすぎる問題にヒントを与えてくれているということ。

立教大学の物理ではこの誘導をうまく乗れるかがカギになります。問題を解く中で、誘導を見つけようとする視点を養っていきましょう。

文字で表す式を求められる

3つ目の対策ポイントは文字で表す式を求められる点です。普段、物理の計算をする際、単位・文字まで書いているでしょうか。

単位・文字を書けることはその式の意味を理解していることの証明です。

立教大学の物理では理解しているかをチャックするために、文字で表す式を立てることが求められます。

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立教大学の物理の対策ポイント

立教大学の物理の傾向は
・あらゆる分野から出題
・誘導にうまく乗ることが求められる
・文字で表す式を求められる
ということでした。

次はこれらの傾向を持つ立教大学物理の対策ポイントを2つ解説します。

基礎を落とさない

1つ目の対策ポイントは基礎を落とさないことです。立教大学の物理は出題範囲が広く、学習不足の分野があると大きく失点します。

高難易度の問題も出題されますが、合格点を取るにはまず基礎で取りこぼしをなくすこと。

レベルの高い演習をするか復習するかで迷ったら、復習を選んでください。レベルの高い演習は基礎を身に付けた後で十分です。

様々な問題形式に慣れる

2つ目の対策ポイントは様々な問題形式に慣れることです。

立教大学の物理は空欄補充の選択問題が多いですが、年度によって出題形式が大きく変わることがあります。

例えば
・記述式の論述問題
・グラフ作成問題
・図示問題
・計算問題
・小問で様々な分野問題
などです。
そのため問題演習を行い、様々な問題形式に慣れておく必要があります。

立教大学の物理で高得点を取るための勉強法

立教大学物理の
・入試傾向
・対策ポイント
を押さえた後は高得点を取るための具体的な勉強法を2つ解説します。

受験で陥りがちな罠を防止する勉強法になっていますのでぜひ一読ください。

公式の理解を重視する

勉強法の1つ目は公式の理解を重視することです。物理は公式をただ覚えたら解けるという教科ではありません。

公式の意味や適用条件を理解しないと、実際の問題で使えないからです。

そのため公式の理解が苦手だという人は、教科書の内容をわかりやすくかみ砕いた参考書を使い学習しましょう。

入試問題の定石を演習する

勉強法の2つ目は入試問題の定石を演習することです。定石とは問題を解く王道のパターンのこと。

定石を理解し覚えることで
・公式の使い方がわかる
・問題を解くスピードが速くなる
というメリットがあります。

逆に定石に慣れていないと、他の受験生が既に知っているものとして問題を解く中、初見で解くことになり不利です。

公式を理解し覚えたあとは、入試問題の定石を演習するようにしましょう。

立教大学の物理対策におすすめの参考書5選

ここまで立教大学物理の
・入試傾向
・対策ポイント
・勉強法
を解説してきました。

ここからはさらに具体的に、立教大学の物理対策でおすすめの参考書を5つ紹介します。

下に行くほど難易度の高い参考書になっていますので、自分のレベルに合わせてご覧ください。

「橋元の物理基礎をはじめからていねいに」

おすすめの参考書1つ目は「橋元の物理基礎をはじめからていねいに」です。

「橋元の物理基礎をはじめからていねいに」は物理基礎の基本的な知識が講義形式でわかりやすく解説されている参考書です。

予備校の授業のような形式で進んでいくため、物理を勉強したことがない人でも理解しやすくなっています。

さらに図やイラストがたくさん使われており、視覚的な理解ができます。

物理では問題の条件をイメージして理解することが大切なので、基礎を学ぶ時からイメージする力を養っておくと大変有利です。

使い方としては講義系のわかりやすい参考書なので、前から順に読み進めていきましょう。1週目は流し読み、2周目以降で完璧にしていくとよいです。

・物理の教科書ではわかりにくい
・学校の授業についていけない
といった人におすすめです。

「大学入試漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本」

2つ目のおすすめ参考書は「大学入試漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本」です。

「大学入試漆原晃の物理基礎・物理が面白いほどわかる本」は「力学・熱力学編」「電磁気編」「波動・原子編」と三種類あり、どれも物理初学者向けの参考書です。

「Story」「POINT」「チェック問題」「まとめ」で構成され、「Story」では2人のキャラクターの会話を通して、物理が学べます。

その後「POINT」で学んだ内容を整理し、「チェック問題」で覚えているかをチェック、まとめで章の総復習の流れです。

イラストが多用されており、イメージで捉えやすくなっています。物理は難しいというイメージから「できる」という感覚にしてくれる参考書です。

「漆原の物理(物理基礎・物理)明快解法講座」

3つ目の参考書は「漆原の物理(物理基礎・物理)明快解法講座」です。

「漆原の物理(物理基礎・物理)明快解法講座」では標準レベルの物理の問題を演習できます。特徴はわかりやすい解説がついていること。

物理では数式などが並び、抽象度の高い内容が多いですが、この参考書は
・イラスト
・イメージ
・たとえ話
を使用した具体的な解説です。

そのため他の参考書ではわからなかったことが、「漆原の物理(物理基礎・物理)明快解法講座」を読んで理解できたということがよくあります。

わかりやすい解説付きの問題演習がしたい人におすすめです。ただし他の参考書と比べて、コンパクトになっている文、演習量はそこまで多くありません。

詳しい解説で力をつけた後は他の参考書を併用し、演習量を増やすようにしましょう。

「物理のエッセンス」

4つ目の参考書は「物理のエッセンス」です。

「物理のエッセンス」は力学・波動と熱・電磁気・原子を解説したものがあり、2冊学ぶことで知識が完成します。

この参考書はその名の通りエッセンスとなるような重要な知識を演習できる参考書で、学習することで受験物理の大半に対応できる力が付きます。

解説は簡潔なものの、イラストや類似問題がついており使い勝手が良いです。間違えた問題は印をつけておき再度解きなおしてください。

ただし物理の知識を総復習するような参考書なので、様々な形で出題される問題に対応できるかは別の話。

「物理のエッセンス」の後は過去問などを使って、知識をいろいろな形で使いこなす練習をしましょう。

物理の基礎知識を総復習したい人におすすめです。

「名門の森 物理」

5つ目の参考書は「名門の森 物理」です。「名門の森 物理」は同シリーズである「物理のエッセンス」よりも難しく、シリーズで一番難しい参考書です。

「名門の森 物理」を習得すれば立教大学で出題される標準的レベルの問題だけでなく、高難易度の問題の得点も可能でしょう。

内容は知識を知っていればすぐに解ける問題というよりも、知識をどのように使っていくかが問われる問題です。

そのため基本的な知識が身についていない人が解いても効率が悪いので要注意。

使い方としては1週目ですべてを完璧にしようとするのではなく、間違えたところを復習し、最終的に一人で解けるようにしましょう。

立教大学の物理学科とは?

立教大学の物理学科は素粒子から宇宙まで扱っており、世界の根本的な仕組みを解き明かすことを目指している学部です。

高校までの物理知識を新たな概念を交えながら学びなおし、より物理の本質に近い学びを得られます。

ここではそんな物理学科についてより詳しく紹介します。

立教大学物理学科の基本情報

立教大学物理学科は池袋キャンパスにあり、自然豊かな環境と趣のある建物に囲に囲まれています。

池袋駅西口より大学正門まで徒歩約7分で、交通の便も非常に良いです。学習の環境は整っており、最新の実験施設や測定・解析装置・計算機が設置されています。

学習意欲が高い人にとっては、熱中して取り組める環境ですが、勉強を怠ると留年しやすいともいわれています。

立教大学物理学科の偏差値

立教大学物理学科の偏差値は57.5です。

立教大学物理学科の入試情報

立教大学物理学科の受験科目は
・理科(物理基礎、物理)
・数学(数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B[数列・ベクトル])
・外国語(英語資格、検定試験のスコア、もしくは共通テスト「外国語」のいずれか)
の3科目。

他の学科では理科で化学や生物を選択できますが物理学科は物理のみです。配点は物理と数学が150点、外国語100点となっています。

立教大学では文学部以外は全学部日程入試に一本化され、文系学部は最大5回まで受験が可能となりました。

ですが理学部物理学科は以前と変わらず最大2回までしか受験できないので注意しましょう。

立教大学物理学科の入試傾向と対策

立教大学の物理は出題形式が毎年、様々です。そのため単純な空欄補充問題以外にも演習しておく必要があります。

また標準レベルの問題が広範囲で出るのも特徴です。難しい問題の得点を目指す勉強ではなく、苦手を作らない勉強を心がけましょう。

立教大学物理学科の就職状況

立教大学公式HPのデータをもとに理学部の就職状況を解説します。

理学部は卒業しない人も多く3人に1人は大学院へ進学しています。

卒業生の就職先としては、情報サービス、製造業、卸売業・小売業、金融・保険業が多い一方、教職や公務員に進む人も少なくありません。

具体的には
・日本電気(株)
・(株)エヌ・ティ・ティ・データ
・NECソリューションイノベータ(株)
・TIS(株)
・東京都教員
・(株)みずほフィナンシャルグループ
・ソフトバンク(株)
・(株)JALスカイ
・(株)日立システムズ
・(株)日立ソリューションズ
・SCSK(株)
・(株)CIJ
・ネットワンシステムズ(株)
・日本ハム(株)
・キヤノンマーケティングジャパン(株)
・(株)アウトソーシングテクノロジー
・(株)VSN ・東京都特別区
・神奈川県教員
・日本銀行
・アビームコンサルティング(株)
・日本電信電話(株)
・富士通(株)
・(株)日本総合研究所
・(株)日立製作所
・コニカミノルタ(株)
・ジョンソン・エンド・ジョンソン(株)
・(株)資生堂
・カルビー(株)
・豊通ケミプラス(株)
が就職先に挙げられています。

立教大学はMARCHの1つとして企業からの信頼があります。卒業生の口コミによると大企業からの推薦も複数あり、就職のサポートも厚いようです。

まとめ

ここまで立教大学の物理について解説してきました。立教大学の物理は標準問題を取りこぼさなければ合格点を狙える科目です。

また物理学科は設備が整っており、就職のサポートも厚いという最高の環境。立教大学に合格したいという気持ちを大切に合格まで走り抜けてください。

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