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2021.06.09

立教と明治は進学するならどっち?両大学を徹底比較

目次

立教大学と明治大学は共に関東の難関私立大学を総称する「MARCH」に含まれている大学です。
立教大学が「R」を、明治大学が「M」を冠し、共にハイレベルな大学として知られています。
しかし、似たレベルであるからこそ志望校選びや進学先に迷ってしまう人もいるでしょう。

今回は、立教大学と明治大学について徹底比較していきます。

ダブル合格した場合にも触れるため、進学のこともイメージしながら目を通してみましょう。

立教と明治は進学するならどっち?両者を徹底比較

まずは、項目別に立教大学と明治大学の違いを見ていきましょう。
自分にとってどちらの大学の方が合っているかを見極める材料として、ご活用ください。

立教・明治の偏差値比較

立教大学と明治大学を偏差値で比較すると、立教大学の方が少し上回ることが多いです。
立教大学は偏差値64.0、明治大学は偏差値62.0前後になることが多いでしょう。
学部や年度によって多少の違いはあるため参考程度に留めておくのが理想ですが、少しでも偏差値の高い大学に進学したい人は立教大学を選択する傾向にあります

立教・明治の入試試難易度比較

入試の難易度は、立教大学も明治大学もそう大きな違いがありません。
どちらも一般入試・大学共通テスト利用入試・推薦入試など幅広い入試形態を設けており、入試の種類も豊富でレベルも同じくらいです。
学部ごとに出題傾向・利用科目に差はあるものの、どちらも難問・奇問がなく、基礎知識をしっかり固めオーソドックスな問題に対応できる力があれば合格できます。
ただし、学部ごとの平均倍率は明治大学の方が高くなることが多いです。
学びたい内容・就職サポート・学生生活など内容面で進学先を選ぶ人が多いです。

立教・明治の人気度比較

受験生や大学生からの人気は、明治大学の方が高いです。
サンデー毎日が全国の進学校2,000校を対象に実施したアンケートでは、「生徒に人気がある大学ランキング」で明治大学が2年連続の1位に輝いています。
立教大学も、明治大学・早稲田大学に次いで3位となっており、どちらも学生人気の高い大学だと言えるでしょう。
参考:サンデー毎日『2022年度大学入試:全国739進学校アンケート「オススメ大学」ランキング』

立教・明治の世間イメージ比較

前述の通り、立教大学と明治大学は共に関東の難関私立大学である「MARCH」にカウントされます。
そのため、学部や学科ごとに多少偏差値の差はありながら、ほぼ同じ難易度の大学グループに所属していると言えるでしょう。
近年は難関私立大学を「SMART」と表現する人も増えており、ソフィア大学こと「上智大学」「明治大学」「青山学院大学」「立教大学」「東京理科大学」を総称するという見方もあります。
立教大学も明治大学も「SMART」に入っており、どちらも同じくレベルの高い大学だからこその評価です。

立教・明治の入学後の学生生活比較

学生生活の要となるキャンパスの立地は、立教大学・明治大学共に都心型キャンパスであるため、大きな差はありません。
立教大学のメインキャンパスは池袋にあり、新宿や渋谷からのアクセスも抜群です。
明治大学のメインキャンパスは御茶ノ水にあり、都心にも非常に近いためほぼ互角だと言えるでしょう。
ただし、メインキャンパス以外で学ぶ場合は立地が田舎寄りになることが多いため、あらかじめ志望学部と照らし合わせながら選択する必要がありそうです。

立教・明治の就職比較

就職サポートが評判なのは、明治大学です。
前述の通り、サンデー毎日による「就職に力を入れている大学ランキング」では明治大学が12年連続1位という驚異的な結果を残しています。
明治大学では、他の大学でも実施しているキャリアカウンセリング・就職説明会・模擬面接やエントリーシート書き方講座の開講などに加え、大学独自の就職支援・求人情報検索システムをつくるなど豊富なサポートを作り上げてきました。
就職だけでなく留学・起業・独立などさまざまな進路を視野に入れてキャリアサポートを実施していることも、人気の秘訣となっているのでしょう。

結論:立教と明治は進学するならどっち?

僅かでも高い偏差値を求めて進学先を決定するのであれば、立教大学に軍配が上がります。
しかし就職サポートの手厚さを意識したいのであれば、明治大学にあえて進学する人もいるでしょう。
進学先は偏差値や設備だけでなく雰囲気との相性も併せて検討すべきであり、「自分に合う大学はどちらか」という視点で参考にしていくとよいでしょう。
オープンキャンパスを有効活用し、実際に足を運んでみるのがおすすめです。

立教と明治はどっちが多く進学されている?ダブル合格進学率を紹介

次に、立教大学と明治大学どちらにも合格する「ダブル合格」になった受験生は、どちらを進学先として選定しているのか確認してみましょう。
選び方は人それぞれですが、大まかな傾向を掴んでおけばいざ合格が出てから悩むことを防げます。

立教と明治の主要学部のダブル合格進学率

立教大学と明治大学にダブル合格した場合、明治大学を選択する受験生が多いです。
明治大学に進学する人は77%、明治大学に進学する人は23%という結果が出ています。
明治大学は就職サポートが手厚く、大学卒業後の進路を見据えて多少偏差値が低くても明治大学を選択する学生が多いのでしょう。
ただし国際系学部については立教大学の人気が高く、86%近くの学生が立教大学を選択するという結果になりました。
そのため、大学名だけでなく学部も進学先選定の基準にすべきだとわかります。

立教と明治はどっちが上なの?

ダブル合格した場合の進学先だけを見ると、明治大学の方が勝っているように見えるでしょう。
しかし偏差値で見ると立教大学の方が高く、ビジネス街ではなく乗換や都心へのアクセスにも便利な繁華街・池袋にキャンパスがあることから、立教大学を選択する人も少なくありません。
何を基準に考えるか次第で、どちらの大学を優先すべきかが変わってきそうです。

立教と明治の主要学部を徹底比較!

ここからは、主要学部ごとに立教大学と明治大学を比較していきましょう。
下記の学部でダブル合格した場合は、ぜひ参考にしてみてください。

法学部に行くなら立教と明治どっち?

立教大学法学部と明治大学法学部にダブル合格した場合、明治大学を選択する人が多いです。
明治大学は66%、立教大学は23%の学生が進学するため、明治大学の人気が根強いと言えるでしょう。
明治大学はもともと明治法律学校を源流とする法律系大学でもあり、講師・教授含め豊富な人材と設備が整っています。
司法試験の合格率もMARCH内では比較的高い水準にあり、法学を志す学生にとっては最適な環境だと言えるでしょう。

経営学部に行くなら立教と明治どっち?

立教大学経営学部と明治大学経営学部にダブル合格した場合、明治大学を選択する人が多いです。
明治大学は57%、立教大学は43%の学生が進学し、10%前後と比較的僅差でありながら明治大学の人気が高いことがわかります。
明治大学の卒業生で経営者になった人は多く、独立・開業に向けたセミナやーや学内イベントが多いことも特徴です。
幅広いビジネスマンからの声を聞けるという意味でも、明治大学の方に軍配があがるのでしょう。

文学部に行くなら立教と明治どっち?

立教大学文学部と明治大学文学部にダブル合格した場合、明治大学を選択する人が多いです。
明治大学は71%、立教大学は29%の学生が進学し、圧倒的に明治大学の人気が高いことがわかります。
ただし立教大学には都内でも珍しくキリスト教を専攻できる学科が置かれています。
これは明治大学にはない特徴であり、キリスト教や西洋史を主とした学びをしたい人にとっては立教大学の方がよいかもしれません。

理学部(理工学部)に行くなら立教と明治どっち?

理系学部にダブル合格した場合、何を基準に大学選びをするかで選択が大きく変わってきます。
電気電子生命学・機械工学・機械情報工学・建築学・情報科学・数学・物理・化学などさまざまなことが学べるのは、明治大学だと言えるでしょう。
しかし明治大学の理工学部キャンパスは神奈川県川崎市多摩区にある生田キャンパスであり、都心からは離れることに注意が必要です。
その分広大な敷地面積に豊富な研究施設を置けているとも言えますが、都心での学生生活を夢見る人にとってはデメリットとなるでしょう。
一方、立教大学理学部は文系学部と同様メインキャンパスである池袋に設置されています。
何を優先したいか自分のなかでの価値基準を設け、進学先を選定していきましょう。

立教と明治に向いている人の特徴をそれぞれ解説

最後に、立教大学に向いている人と明治大学に向いている人をそれぞれ紹介します。
自分に当てはまる要素がないか調べ、志望校選定に役立てていきましょう。

立教大学に向いている人の特徴

まずは、立教大学に向いている人の特徴から紹介します。

おしゃれなキャンパスライフを送りたい人

立教大学はキリスト教大学であり、キャンパス内に教会や大きな講堂があることで有名です。
クリスマスシーズンには池袋キャンパス正門前に巨大なクリスマスツリーが置かれ、学生や教職員だけでなく受験生・地元の人・近隣のビジネスマンなどの癒しの場にもなっています。
学生のイメージもおしゃれで華やかであることが多く、洗練された都心でキャンパスライフを送りたい人にとっては貴重な場となるでしょう。

国際系学部に進学したい人

前述の通り、立教大学は国際系学部に強い大学として知られています。
特に異文化コミュニケーション学部の偏差値は非常に高く、毎年多くの受験生が集まる人気学部となりました。
海外の大学との国際協定も盛んに締結しており、短期・長期含め留学先の選定に困ることがありません。
専門講義を含めてすべて英語で実施するなど多彩な取り組みをしており、2021年度からは個別入試における英語のペーパー試験を廃止して外国語検定試験のスコアで評価する仕組みに変わりました。
そのため、国際系学部に進学したい人は立教大学を選択してもよいでしょう。

明治大学に向いている人の特徴

次に、明治大学に向いている人の特徴を紹介します。

堅実かつ手堅く勉強したい人

明治大学はMARCHでも珍しく男子学生比率の高い大学であり、歴史の長さや過去のイメージから「手堅く堅実」な印象を持つ人が多いです。
実際に学生像にも表れており、司法試験・公認会計士試験・社会保険労務士試験などいつの時代にも活用できる難関国家資格を目指す学生が増えています。
就職を視野に入れて大学選びをしたい人や、学生の本文である勉強に本腰を入れたい人は明治大学がおすすめです。

人気が上がっている大学に進学したい人

近年、明治大学の人気は急上昇しており、前述した人気ランキングでも絶えず上位に食い込んでいます。
今後5年10年かけてさらに人気が上がるだろうと予測されており、入試が難化する可能性もあるでしょう。
明治大学を卒業して数年経ったころには、上智大学などより上位の大学と偏差値で並んでいるかもしれません。
将来性も視野に入れて人気が上がっている大学を選択したいときは、明治大学にしてみるのもよさそうです。

まとめ

立教大学と明治大学は、どちらも難関私立大学としてブランドがあります。
今回の記事をひとつの参考にしたうえで、後悔しない大学選びができるよう情報収集していきましょう!