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2021.06.09

立教と早稲田は進学するならどっち?両大学の差も解説

目次

立教大学と早稲田大学は、共に関東にある難関私立大学です。
どちらも有名大学であり、志望校にする学生も多いためどちらに進学しようか迷う人も多いのではないでしょうか。

今回は、立教大学と早稲田大学の違いについて徹底比較していきます。

両者の差にも触れますので、ぜひ参考にしてみましょう。

立教と早稲田は進学するならどっち?両者を徹底比較

早速、項目別に立教大学と早稲田大学の違いを見ていきましょう。
自分にとってどちらの大学の方が合っているかを見極める材料として、ご活用ください。

立教・早稲田の偏差値比較

大学の平均偏差値で見ると早稲田大学の方が高いです。
立教大学の偏差値が64.0であるのに対し、早稲田大学は72.5と非常に高く、10.0近い差があると分かります。
どちらも難関私立大学であることに変わりはありませんが、早稲田大学は「最難関」として慶応義塾大学や上智大学と並んで「早慶上智」と総称されていることからも、レベルの高さが伺えるでしょう。

立教・早稲田の世間イメージ比較

立教大学と早稲田大学は共に難関校でありながら、少し世間からのイメージが異なります。
立教大学はキリスト教を源流とする大学であり、国際文学および国際交流に強いとされています。
世界中に協定大学があることから留学の選択肢が広く、受験の際に外国語検定試験のスコアを参照することから、国際コミュニケーション能力のある学生が多いという印象があるでしょう。
一方で早稲田大学は、政治家や経営者を多数輩出していることからイノベーティブな人材が多いというイメージが根付いています。
実際に早稲田大学の社会的影響は大きく、首相を数多く輩出していることや一部のマスコミ業界および建設・ゼネコン業界で早稲田大学の学閥が形成されていることから、トップマネジメント向きの人材が多いとされています。
あくまでも大学全体へのイメージではありますが、参考にしてみるとよいでしょう。

立教・早稲田の人気度比較

学生の数で人気を計るのであれば、早稲田大学の方に軍配が上がります
早稲田大学が5万2,000人、立教大学が2万800人であり、どちらも都心にキャンパスを展開する私立大学のなかでマンモス規模ではありますが、早稲田大学の方がより大きいと言えるでしょう。
同じく、サンデー毎日が全国の進学校2,000校を対象に実施したアンケートでは、「生徒に人気がある大学ランキング」で早稲田大学が明治大学に次いで2位を獲得しています。
立教大学のランキングも3位と高く、どちらも学生人気があることがわかるでしょう。

参考:サンデー毎日『2022年度大学入試:全国739進学校アンケート「オススメ大学」ランキング』

立教・早稲田の入学後の学生生活比較

早稲田キャンパスは全国に多数あり、メインである早稲田キャンパスを筆頭に、戸山キャンパス・西早稲田キャンパス・喜久井町キャンパス・日本橋キャンパス・東伏見キャンパス・所沢キャンパス・本庄キャンパス・北九州キャンパスなどを展開しています。
立教大学は、メインキャンパスである「池袋キャンパス」、比較的近年創設された新しい学を置く埼玉県の「新座キャンパス」があります。
どちらも学部に合わせたキャンパスがあるという点では、大きな違いはないでしょう。
自分が学ぶメインのエリアを調べ、どちらが好きかで選んで問題ありません。

立教・早稲田の就職比較

より偏差値が高いがゆえに企業から人気があるという意味では、早稲田大学に軍配が上がります。
なかには特定の偏差値以上の大学にいる学生でないと、書類選考を通過させない「学歴フィルター」を設けている企業があることを考えると、早稲田大学に進学するメリットがあると分かります

結論:立教と法政は進学するならどっち?

少しでも高い偏差値を求めて進学先を決定するのであれば、早稲田大学に軍配が上がります。
しかし国際系学部への進学を意識したいのであれば、立教大学にあえて進学する人もいるでしょう。
進学先は偏差値や設備だけでなく雰囲気との相性も併せて検討すべきであり、「自分に合う大学はどちらか」という視点で参考にしていくとよいでしょう。
オープンキャンパスを有効活用し、実際に足を運んでみるのがおすすめです。

立教と早稲田はどっちが多く進学されている?ダブル合格進学率を紹介

次に、立教大学と早稲田大学のどちらにも合格する「ダブル合格」になった受験生は、どちらを進学先として選定しているのか確認してみましょう。
選び方は人それぞれですが、大まかな傾向を掴んでおけばいざ合格が出てから悩むことを防げます。

立教と早稲田の主要学部のダブル合格進学率

立教大学と早稲田大学にダブル合格した場合、早稲田大学を選択する受験生が多いです。
早稲田大学の方が圧倒的に高偏差値であり、所属する大学グループ群も異なることから、早稲田大学の方がより将来性があると感じる人が多いのでしょう。
実際に就活シーンでは早慶上智出身者とMARCH出身者を分けて選考する企業も多く、スタートラインの違いに戸惑うことがあるかもしれません。
ただし国際系学部については立教大学の人気が高い傾向にあります。
そのため、大学名だけでなく学部も進学先選定の基準にすべきだとわかります。

立教と早稲田はどっちが上なの?

ダブル合格した場合の進学先を見ると、早稲田大学が優位であることがわかります。
しかし、ビジネス街ではなく乗換や都心へのアクセスにも便利な繁華街・池袋にキャンパスがあることから、立教大学を選択する人も少なくありません。
何を基準に考えるか次第で、どちらの大学を優先すべきかが変わってきそうです。

立教の人気が早稲田を上回っているって本当?

近年、立教大学の人気が早稲田大学を上回っているという噂が出ています。
下記では実際の情報を参照しながら、両校の人気推移について検証してみましょう。

早稲田の志願者が減って立教の志願者が増えた

噂の通り、早稲田大学の志願者が減っていることは事実です。
2021年には早稲田大学の志願者数が9万1,659人となり、10万人を割り込む結果となっています。
2020年の志願者数は10万4,756人であったことと比較すると、1万3,000人近い減少であることがわかります。

一方、立教大学の志願者数は2020年と比較し4,000人以上増加しました。
早慶上智・MARCHなど有名私立大学の受験控えが続くなか、珍しく志願者数を増やした大学でもあるのです。

早稲田の人気が下がった理由

早稲田の人気が下がった理由として、看板学部である政治経済学部の定員を減らしたことが挙げられます。
政治経済学部の募集定員は一般入試で300人、共通テスト利用入試で50人とするなど、大幅な変更がされています。
なお、前年である2020年は一般入試の定員が450人、センター試験利用入試の定員が75人でした。
約33%程度にあたる175人の減少がなされており、早稲田大学の大幅な改革があるとwかります。

また、一般入試で日本語と英語両方の長文に目を通したうえで記述式の回答を求めるなど、入試の難化も進んでいます。
文系学部でも数学Ⅰ・数学Aを必須科目に加える学部が出たり、共通テストのスコアと一般入試の得点をどちらも加味して合否を決定したり、入試システムの変更も加わっています。

大学共通テストの制度がまだまだ新しく、安全牌を狙ってより上位の大学にチャレンジする学生が減っていることも、早稲田大学の人気が下がる理由として挙げられるでしょう。
今後また人気が復活する可能性もありますが、現在の受験市場を正しく読み解いて志望校を決めていく必要がありそうです。

立教の人気が高まった理由

早稲田大学の人気が低下傾向にある一方、立教大学の人気は高まりつつあります。
主な理由として、入試制度の改革があり受験のチャンスが拡大していることが挙げられます。
立教大学では2021年に入試改革をおこない、一般入試を廃止して全学部入試を導入しました。
学部・学科を問わず全5回(文学部の場合は全6回、理学部の場合は全2回)の受験機会が設けられており、1回の受験ごとに好きな学部・学科に出願できます。
入試問題も学部による差がなくなり平準化されるなど、受験に向けた対策がしやすくなったこともポイントだと言えるでしょう。
とはいえ、立教大学が受験生に求めるレベル自体は低下しておらず、どの学部でも必須とされる知識・読解力・論理的思考力が問われる問題であることに変わりはありません。
文学部の一部入試日程をのぞき基本的に英語のペーパー試験は課さず、TOEICなどの外国語検定試験のスコアを合否判定に利用するなど立教大学ならではの入試形態になっているため、立教大学の合格に特化した対策を練る必要があるでしょう。

早稲田大学と立教大学どっちに進学すべき?

最後に、立教大学と早稲田大学にW合格したときの進学先についてお伝えします。
幸いにもどちらにも合格した場合進路に悩んでしまうこともあるかと思いますが、入学手続きまでの期間はそう長くありません。
あらかじめどちらに進学するか決めておき、迷いをなくすことも大切です。

やりたいことがない人は早稲田大学に行くべき

明確に大学でやりたいこと・学びたいことが決まっていない場合は、早稲田大学への進学をおすすめします。
早稲田大学は文系学部も理系学部も偏差値が高く、学部ごとの格差があまりありません。
そのため、はじめから高いレベルにある早稲田大学を目指して受験したり、入学後の高い学びのレベルを期待して早稲田大学への進学を決定したりする人が多いのです。
また、就職だけでなく留学・起業・進学などの選択肢も豊富であり、学びたいことがない人でも興味・関心を抱きやすい工夫がされています。 「とりあえず大学に行くことを決めている」という人は、まず偏差値の高さや選択肢の多さで大学を選んでみるのが無難です。

立教大学の人気が急上昇?これから早慶明の時代が来るかも

前述した通り、近年立教大学の人気が急上昇しています。
立教大学を第一希望にする学生も、早稲田大学・慶応義塾大学・上智大学の滑り止めとして青山学院大学や明治大学ではなくあえて立教大学を選択する学生も多くなってきました。
それが立教大学の倍率や偏差値の向上に寄与しており、今後「早慶立」の時代がくるかもしれないと言われています。
直近の数年間で大幅な逆転劇があるとは考えづらいですが、10年20年後まで脈々と通じる大学ブランドを考えるのであれば、今の段階で立教大学に進学するのは非常に賢い選択だと言えるでしょう。

まとめ

立教大学と早稲田大学は、どちらも難関私立大学としてブランドがあります。
ただし、偏差値では早稲田大学の方が上回っており、その分入試のレベルも入学の難易度も高いと言えるでしょう。
なかには学生生活や就職サポートの手厚さを重視して、早稲田大学を蹴って立教大学に入学する受験生もいます。
今回の記事をひとつの参考にしたうえで、後悔しない大学選びができるよう情報収集していきましょう!