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2021.05.31

立教と法政は進学するならどっち?ダブル合格進学率もご紹介

目次

立教大学と法政大学は共に関東の難関私立大学を総称する「MARCH」に含まれている大学です。
立教大学が「R」を、法政大学が「H」」を冠し、共にハイレベルな大学として知られています。
しかし、似たレベルであるからこそ志望校選びや進学先に迷ってしまう人もいるでしょう。

今回は、立教大学と法政大学について徹底比較していきます。

学部別の違いも解説しますので、合格後のこともイメージしながら目を通してみましょう。

立教と法政は進学するならどっち?両者を徹底比較

まずは、項目別に立教大学と法政大学の違いを見ていきましょう。
自分にとってどちらの大学の方が合っているかを見極める材料として、ご活用ください。

偏差値比較

立教大学と法政大学を偏差値で比較すると、立教大学の方が大きく上回ることが多いです。
立教大学は偏差値64.0、法政大学は偏差値61.0前後になることが多いでしょう。
学部や年度によって多少の違いはあるため参考程度に留めておくのが理想ですが、少しでも偏差値の高い大学に進学したい人は立教大学を選択する傾向にあります

入試難易度比較

入試の難易度は、立教大学も法政大学もそう大きな違いがありません。
どちらも一般入試・大学共通テスト利用入試・推薦入試など幅広い入試形態を設けており、入試の種類も豊富でレベルも同じくらいです。
学部ごとに出題傾向・利用科目に差はあるものの、どちらも難問・奇問がなく、基礎知識をしっかり固めオーソドックスな問題に対応できる力があれば合格できます。
ただし、学部ごとの平均倍率は法政大学の方が高くなることが多いです。
学びたい内容・就職サポート・学生生活など内容面で進学先を選ぶ人が多いです。

人気度比較

受験生や大学生からの人気は、立教大学の方が高いです。
サンデー毎日が全国の進学校2,000校を対象に実施したアンケートでは、「生徒に人気がある大学ランキング」で立教大学が3位に輝いています。
一方の法政大学はランキング上位に食い込んでおらず、明らかに立教大学の人気が高いといえそうです。
ただし、「就職に力を入れている大学」では法政大学は4位になるなど、高い成績を見せています。
明治大学など特に就職に強い大学や、金沢工業大学・九州工業大学など専門系大学に次いで4位であることを考えると、法政大学の就職サポートには高い評判があるとわかります。

参考:サンデー毎日『2022年度大学入試:全国739進学校アンケート「オススメ大学」ランキング』

世間イメージ比較

前述の通り、立教大学と法政大学は共に関東の難関私立大学である「MARCH」にカウントされます。
そのため、学部や学科ごとに多少偏差値の差はありながら、ほぼ同じ難易度の大学グループに所属していると言えるでしょう。
ただし、近年は難関私立大学を「SMART」と表現する人も増えており、ソフィア大学こと「上智大学」「明治大学」「青山学院大学」「立教大学」「東京理科大学」を総称するという見方もあります。
法政大学と中央大学が抜けていることを考えると、少しずつ偏差値の乖離が出ているとも考えられそうです。

入学後の学生生活比較

学生生活の要となるキャンパスの立地は、立教大学・法政大学共に都心型キャンパスであるため、大きな差はありません。
立教大学のメインキャンパスは池袋にあり、新宿や渋谷からのアクセスも抜群です。
法政大学のメインキャンパスは市ヶ谷にあり、都心にも非常に近いためほぼ互角だと言えるでしょう。
ただし、メインキャンパス以外で学ぶ場合は立地が田舎寄りになることが多いため、あらかじめ志望学部と照らし合わせながら選択する必要がありそうです。

就職比較

就職サポートが評判なのは、法政大学です。
前述の通り、サンデー毎日による「就職に力を入れている大学ランキング」では明治大学・金沢工業大学・九州工業大学に次いで4位の結果を残しています。
法政大学では、他の大学でも実施しているキャリアカウンセリング・就職説明会・模擬面接やエントリーシート書き方講座の開講などに加え、大学独自の就職支援・求人情報検索システム「M-Career」を設けています。
就職だけでなく留学・起業・独立などさまざまな進路を視野に入れてキャリアサポートを実施していることも、人気の秘訣となっているのでしょう。

結論:立教と法政は進学するならどっち?

僅かでも高い偏差値を求めて進学先を決定するのであれば、立教大学に軍配が上がります。
しかし就職サポートの手厚さを意識したいのであれば、法政大学にあえて進学する人もいるでしょう。
進学先は偏差値や設備だけでなく雰囲気との相性も併せて検討すべきであり、「自分に合う大学はどちらか」という視点で参考にしていくとよいでしょう。
オープンキャンパスを有効活用し、実際に足を運んでみるのがおすすめです。

立教と法政はどっちが多く進学されている?ダブル合格進学率を紹介

次に、立教大学と法政大学どちらにも合格する「ダブル合格」になった受験生は、どちらを進学先として選定しているのか確認してみましょう。
選び方は人それぞれですが、大まかな傾向を掴んでおけばいざ合格が出てから悩むことを防げます。

立教と法政のダブル合格進学率は立教が勝利

立教大学と法政大学にダブル合格した場合、立教大学を選択する受験生が多いです。
立教大学に進学する人は89.6%、法政大学に進学する人は10.4%という結果が出ています。
例えば立教大学の場合、異文化コミュニケーション学部など立教大学内でもトップレベルの偏差値を誇る学部であれば早慶上智に食い込む可能性があるといわれています。
反対に理系学部など比較的倍率が少なく穴場だと言われる学部の場合、偏差値も低めになることが多いでしょう。
そのため、大学名だけでなく学部も進学先選定の基準にすべきだとわかります。

MARCH内での立教のダブル合格進学の立ち位置とは

各大学にダブル合格した際の立教大学の立ち位置は、MARCH内で上位2番目に位置しています。
例えば明治大学と立教大学にダブル合格した受験生は明治大学を選択することが多いですが、立教大学と青山学院大学・法政大学・中央大学いずれかに合格した受験生は立教大学を選択 することが多いのです。
つまり、明治大学に次いで選択される大学が立教大学であると言えるでしょう。
MARCH内でも根強い人気のある大学であると分かります。

立教が法政より優れている点3選

ここからは、立教大学と法政大学を徹底比較していきましょう。
まずは立教大学の方が優れている点について解説します。

落ち着いた清楚な印象

立教大学も法政大学も活発かつ自発的な学びができる学生が多い印象が根強いですが、微妙な違いを挙げるのであれば立教大学の方が落ち着いた清楚な印象があるとされています。
堅実に勉強している学生が多く、ミッション系大学のなかでも上智大学に次ぐ品位があるといわれることが多いのです。
一方の法政大学にも落ち着いた学生がいますが、なかには遊んでいて派手なイメージを持つ人もいるでしょう。

キャンパスの新しさ・便利さ

立教大学は埼玉と東京の玄関口である池袋駅から通える範囲にキャンパスがあり、都心からのアクセスは抜群です。
建物は赤レンガで統一されており天井が高く、キャンパスそのものに人気が集まって受験生の確保につながることもあります。
法政大学も都心からほど近い市ヶ谷にキャンパスを設けていますが、ビジネス街であることからおしゃれなアパレルショップやカフェの出店は少ない傾向にあります。
市ヶ谷にはチェーン店の安い居酒屋もありますが基本的な顧客層がビジネスマンであるため、自ほど近い神楽坂などには高級な飲み屋が立ち並び、学生にとっては利用しづらいこともあるでしょう。

資格試験の合格率が高い

司法試験・公認会計士試験など、難関国家資格への合格率が高いのは立教大学です。
また、教員採用試験や公務員試験などに強いのも、同様に立教大学である年が多いでしょう。
在学中に資格を狙うことや、ロースクールなどと両立できるサポート体制を期待しているのであれば、立教大学を選択してよいかもしれません。
法政大学は就職を視野に入れている人が多く、学生のうちに資格やスキルの習得を目指す学生の割合が低めです。

法政が立教より優れている点3選

反対に、法政大学が立教大学よりも優れている点を紹介します。
法政大学への入学を検討している人や、立教大学と併願する予定がある人はチェックしてみましょう。

学部の多さ

法政大学は、法学部・文学部・経営学部・国際文化学部・人間環境学部・キャリアデザイン学部・デザイン工学部・グローバル教養学部・経済学部・社会学部・現代福祉学部・スポーツ健康学部・理工学部・生命科学部・情報科学部の15学部・大学院17研究科を持つ総合大学として発展しています。
立教大学の学部数より圧倒的に多く、大学院に進学して勉強し続ける際の選択肢も広めです。
自分に合った学びの場を探しているときは、選択肢の多い法政大学を検討してみてもよいでしょう。

総理大臣など有名な人を輩出している

第99代内閣総理大臣として選出された菅義偉さんは、1973年に法政大学を卒業した人でもあります。
東京6大学のうち総理大臣を輩出できていないのは現在立教大学だけであり、卒業生の進路という面でみると法政大学の方が優れていると言えるでしょう。
ただし、立教大学卒業生にもビジネス・政治・国際の場で活躍している人は多いものです。参考のひとつとして留めておきましょう。

上場企業の役員を輩出している

東洋経済新報社が出版している『役員四季報』には、上場企業の役員を輩出した歴が高いのは法政大学であるという結果が載っています。
法政大学が14位であるのに対し、立教大学は20位と少し差が開いていると言えるでしょう。
立教大学よりも法政大学の方が学生の数に優れており、可能性も広がるのだと考えられます。

参考:東洋経済新報社『役員四季報』より

まとめ

立教大学と法政大学は、どちらも難関私立大学としてブランドがあります。
今回の記事をひとつの参考にしたうえで、後悔しない大学選びができるよう情報収集していきましょう!